平成15年 定例第4回
 
 
新得町議会会議録
 
 
 
 
 
 
 
開 会  平成15年12月 8 日
 
閉 会  平成15年12月18日
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
新得町議会
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
第1日
平成15年第4回新得町議会定例会(第1号)
 
平成15年12月8日(月曜日)午前10時開会
 
 
○ 議 事 日 程

日程番号

議 件 番 号

     議    件    名    等

  1

 

会議録署名議員の指名

  2

 

会期の決定

 

 

諸般の報告(第1号)

 

 

行政報告

  3

議案第74号

固定資産評価審査委員会委員選任の承認について


  4
 


議案第75号
 

特別職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例

の制定について

  5

議案第76号

平成15年度新得町一般会計補正予算

  6 

議案第77号

平成15年度新得町国民健康保険事業特別会計補正予算

  7

議案第78号

平成15年度新得町老人保健特別会計補正予算

  8

議案第79号

平成15年度新得町介護保険特別会計補正予算

  9

議案第80号

平成15年度新得町簡易水道事業特別会計補正予算

 10

意見案第13号

季節労働者の冬期雇用援護制度にかかわる意見書

 11

意見案第14号

教育基本法の堅持を求める意見書

 12
 

意見案第15号
 

イラクへの自衛隊派遣の中止を求める意見書
 
○会議に付した事件
          会議録署名議員の指名
          会期の決定
          諸般の報告(第1号)
          行政報告
 議案第74号  固定資産評価審査委員会委員選任の承認について
 議案第75号  特別職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定          について
 議案第76号  平成15年度新得町一般会計補正予算
 議案第77号  平成15年度新得町国民健康保険事業特別会計補正予算
 議案第78号  平成15年度新得町老人保健特別会計補正予算
 議案第79号  平成15年度新得町介護保険特別会計補正予算 
 議案第80号  平成15年度新得町簡易水道事業特別会計補正予算
 意見案第13号  季節労働者の冬期雇用援護制度にかかわる意見書
 意見案第14号  教育基本法の堅持を求める意見書
 意見案第15号  イラクへの自衛隊派遣の中止を求める意見書
 
 
 
 
 
 
 
○出席議員(16人)
   1 番  川 見 久 雄 議員      2 番  金 澤   学 議員
   3 番  斎 藤 芳 幸 議員      4 番  松 尾 為 男 議員
   5 番  柴 田 信 昭 議員      6 番  千 葉 正 博 議員
   7 番  宗 像   一 議員      8 番  石 本   洋 議員
   9 番  吉 川 幸 一 議員     10番  廣 山 輝 男 議員
  11番  齊 藤 美代子 議員     12番  藤 井 友 幸 議員
  13番  青 柳 茂 行 議員     14番  武 田 武 孝 議員
  15番   橋 欽 造 議員     16番  湯 浅   亮 議員
 
 
○欠席議員(なし)
 
 
○地方自治法第121条の規定により、本会議に説明のため出席した者は、次のとおりである。
    町           長    斉  藤  敏  雄
    教育委員会委員長    小 笠 原  一  水
    監   査   委   員    吉  岡     正
○町長の委任を受けて説明のため出席した者は、次のとおりである。
    助           役     鈴  木  政  輝
    総   務   課   長     畑  中  栄  和
    企画調整課長    浜  田  正  利
    税   務   課   長    富  田  秋  彦
    住民生活課長    小  森  俊  雄
    保健福祉課長    秋  山  秀  敏
    施   設   課   長    村  中  隆  雄
    農   林   課   長    長  尾     正
    商工観光課長    貴  戸  延  之
    児童保育課長    高  橋  末  治
    老 人 ホ ー ム 所 長    常  松  敏  昭
    屈  足  支  所  長    長 谷 川  貢  一
    財   政   係   長     安  達  貴  広
 
 
○教育委員会委員長の委任を受けて説明のため出席した者は、次のとおりである。
    教     育     長    佐 々 木  裕  二
    学校教育課長    高  橋  昭  吾
    社会教育課長    斉  藤  正  明
 
 
○農業委員会会長の委任を受けて説明のため出席した者は、次のとおりである。
    事   務   局   長    加  藤  健  治
 
 
○職務のため出席した議会事務局職員
    書           記    渡  辺  美 恵 子
    書           記    田  中  光  雄

    ◎開 会 の 宣 告
◎湯浅亮議長 本日の欠席届け出議員はございません。全員の出席でございます。
 ただいまから、本日をもって招集されました、平成15年定例第4回の新得町議会を開会いたします。
                            (宣告 10時00分)

    ◎開 議 の 宣 告
◎湯浅亮議長 直ちに会議を開きます。
 議長において作成いたしました本日の議事日程は、別紙お手もとに配布したとおりであります。

    ◎日程第1 会議録署名議員の指名
◎湯浅亮議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により議長において、13番、青柳茂行議員、14番、武田武孝議員を指名いたします。

    ◎日程第2 会期の決定
◎湯浅亮議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 今期定例会の会期については、議会運営委員会に協議をお願いしておりますので、その結果を委員長から報告願います。議会運営委員長、吉川幸一議員。
[吉川幸一議会運営委員長 登壇]
◎吉川幸一議会運営委員長 議長の指名により、議会運営委員会における協議の結果について、ご報告申し上げます。
 本日招集になりました、第4回定例町議会の会期につきましては、去る12月2日、午前10時から、議員控室において議会運営委員会を開催し、提出されます議件などを勘案し協議を行いました。
 その結果、会期は本日から12月18日までの11日間とし、その間の会議等については、別紙会議予定表のとおりであります。
 以上、報告を終わります。
[吉川幸一議会運営委員長 降壇]
◎湯浅亮議長 お諮りいたします。
 ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、今期定例会の会期は本日から12月18日までの11日間といたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 異議なしと認めます。
 よって、会期は本日から12月18日までの11日間と決しました。

    ◎諸般の報告(第1号)
◎湯浅亮議長 諸般の報告は、朗読を省略します。
 別紙お手もとに配布したとおりでありますので、ご了承願います。

    ◎行 政 報 告
◎湯浅亮議長 次に、町長から行政報告の申し出がありますのでこれを許します。斉藤町長。
[斉藤敏雄町長 登壇]
◎斉藤敏雄町長 11月27日の臨時第5回町議会以後の行政報告を行います。
 同じ日でありますけれども、西十勝森林組合の櫻井組合長が来庁されまして、組合に対する町の増資要請がございました。これは現在、西十勝森林組合におきましては、13か年の再建計画を立てて、それを着実に実行している段階でありまして、そうした中にあって組合員の増資が、その計画がほぼ順調に進んでいるということから、町に対しましても増資の要請を受けております。別途補正予算案の中に提案をしたいと考えておりますので、ご審議をいただきたいと思います。
 また、12月2日には、国際アビリンピック結果報告ということで、これは身体障害者の木工技術のオリンピックでありまして、わかふじ寮から梅坪さんがこれに出場いたしました。インドで行われまして、家具の製作部門で銅メダルを受賞いたしました。その報告においでになっております。
 また、翌12月3日から全国町村長大会が東京で開催されました。これは地方分権の推進、あるいは町村財政基盤の強化、また、国、地方間の財政秩序の確立というふうなことで、44項目にわたる大会決議をいたしまして、国のほうにそれぞれ要請活動を行ったところであります。
 また、12月4日には、生きがい通所サービスふれあいがオープンいたしましてちょうど1年がたったわけでありまして、その記念の昼食会が行われております。
 1年間で約235日の開設をされておりまして、この間の利用者は約5千300人という実績でありまして、ここでの活動は計画以上の成果を収めていると考えておりますし、また、地域のコミュニティーセンターとしての地域の拠点として大きな役割を果たしていると考えております。
 12月5日には、クラブメッドサホロ冬のシーズンがオープンいたしました。以上であります。
[斉藤敏雄町長 降壇]

    ◎日程第3 議案第74号 固定資産評価審査委員会委員選任の承認について
◎湯浅亮議長 日程第3、議案第74号、固定資産評価審査委員会委員選任の承認についてを議題といたします。
 提案者から提案理由の説明を求めます。鈴木助役。
[鈴木政輝助役 登壇]
◎鈴木政輝助役 議案第74号、固定資産評価審査委員会委員選任の承認について、ご説明を申し上げます。
 平成7年6月から3期8年務めていただきました遠藤茂氏が、11月25日にご逝去され、委員に欠員が生じました。
 遠藤茂氏のこの間のご功績に感謝申し上げますとともに、心からごめい福を申し上げたいと思います。
 このたび、地方税法第423条の規定により、新得町3条南6丁目1番地、佐藤隆明氏を、平成16年6月25日までの残任期間について補欠選任いたしましたので、同法第5項の規定に基づき議会の事後の承認をお願いしたいと思います。
 なお、佐藤隆明氏は、昭和14年10月生まれの満64歳で、昭和34年役場に就職、平成11年3月に退職後、現在商工会事務局長を務めており、固定資産の評価についての識見も高く適任と存じますので、ご承認くださいますようお願いいたします。
[鈴木政輝助役 降壇]
◎湯浅亮議長 説明が終わりました。
 本件は人事案件につき質疑、討論を省略し、無記名投票をもって採決を行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 異議なしと認めます。
 よって、この採決は無記名投票をもって行います。
 議場の閉鎖を命じます。
[議場閉鎖]
◎湯浅亮議長 ただいまの出席議員数は16人でありますが、議長を除くと15人であります。
 立会人を指名いたします。
 会議規則第32条第2項の規定により、13番、青柳茂行議員、14番武田武孝議員、15番、橋欽造議員の3名を指名いたします。
 これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 異議なしと認めます。
 よって、13番、青柳茂行議員、14番、武田武孝議員、15番、橋欽造議員を立会人に指名いたします。
 投票用紙を配布いたします。
[投票用紙配布]
◎湯浅亮議長 投票用紙の配布漏れはございませんか。
(「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 配布漏れなしと認めます。
 投票箱を点検いたします。
[投票箱点検]
◎湯浅亮議長 異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。
 本件は固定資産評価審査委員会委員選任の承認について、承認を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載のうえ、1番議員から職員の点呼に応じて順次投票を願います。
 なお、重ねて申し上げます。
 投票中、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は否とみなすことになっております。
 点呼を命じます。
[書記点呼、投票]
◎湯浅亮議長 投票漏れはございませんか。
(「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたしました。
 これから開票を行います。
 青柳茂行議員、武田武孝議員、橋欽造議員、開票の立ち会いを願います。
[開票]
◎湯浅亮議長 投票の結果を報告いたします。
   投票総数   15 票、
   そのうち有効投票   15 票、
       無効投票    0 票、
   有効投票中 賛成   15 票、
         反対    0 票、
以上のとおり、賛成が全員であります。
 よって、本件は承認することに決しました。
 議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]

    ◎日程第4 議案第75号 特別職の職員の給与に関する条例等の一部を改正          する条例の制定について
◎湯浅亮議長 日程第4、議案第75号、特別職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
 提案者から提案理由の説明を求めます。畑中総務課長。
[畑中栄和総務課長 登壇]
◎畑中栄和総務課長 議案第75号、特別職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
 次のページを御覧ください。提案理由でありますが、職員の給与の引き下げと、行財政改革を推進するため、特別職及び教育長の給料を引き下げるものでございます。
 改正の内容ですが、特別職の給料について、町長、現行85万円を1万7千円引き下げ、改正後83万3千円に、助役、現行69万3千円を1万1千円引き下げ、改正後68万2千円に、収入役・教育長、現行61万9千円を7千円引き下げ、改正後61万2千円にするものでございます。
 条例の本文は説明を省略させていただきます。
 附則といたしまして、この条例は、平成16年1月1日から施行する。
 以上よろしくご審議のほどお願いいたします。
[畑中栄和総務課長 降壇]
◎湯浅亮議長 これから質疑に入ります。質疑がありましたら発言を許します。9番、吉川議員。
◎吉川幸一議員 改正内容等は議論する気はないんですけれども、今回の提案理由、特別職の給料の報酬審議委員ですね、これは何人で検討されて、初めからこの報酬にするぞという感じで報酬審議会が集まったのか。それとも報酬審議会の中でこの給料が適切じゃないかっていうふうにご審議してこの給料になったのか、そこだけお聞かせ願いたいと思います。
◎湯浅亮議長 畑中総務課長。
◎畑中栄和総務課長 お答えいたします。報酬審議会の委員につきましては、8名のかたに委嘱をして会議を開催しております。
 今回の諮問の方法ですが、昨年と同じようにこの改正内容どおり、結果的に内容どおりだったんですが、内容どおりの有額諮問をいたしまして、それをご審議いただきまして、結果として有額諮問どおりの答申をいただいております。
◎湯浅亮議長 ほかに。
(「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 これをもって質疑を終結いたします。
 本件について、討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 討論はないようですので、これから議案第75号を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
[挙手多数]
◎湯浅亮議長 挙手多数であります。
 よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。

    ◎日程第5 議案第76号 平成15年度新得町一般会計補正予算
◎湯浅亮議長 日程第5、議案第76号、平成15年度新得町一般会計補正予算を議題といたします。
 提案者から提案理由の説明を求めます。鈴木助役。
[鈴木政輝助役 登壇]
◎鈴木政輝助役 議案第76号、平成15年度新得町一般会計補正予算、第7号につい
てご説明を申し上げます。
 第1条、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5,140万7千円を追加し、予算の総額を70億6,122万7千円とするものでございます。
 第2条、地方債の変更は、第2表、地方債補正によるものでございます。
 8ページ、歳出をお開き願います。
 2款、総務費の一般管理費では、さきほどご審議いただきました特別職の給料の改正に伴い、それぞれ減額補正するとともに、財源移動の補正を行い、交通安全対策費では、寄附金を財源に交通安全啓発用として、需用費の補正を計上しております。
 3款、民生費の福祉対策費では、寄附がありましたので、保健・医療・福祉基金の積立金の増額を計上しております。
 繰出金では、国民健康保険特別会計繰出金、老人保健特別会計繰出金を増額し、介護保険特別会計繰出金を減額しております。
 9ページに移りまして、老人ホーム費では、寄附がありましたので、ホームの備品購入費を計上しております。
 児童福祉費の常設保育所費では、入所児童の増加による賄い材料代の増額を計上しております。
 4款、衛生費、環境衛生費では、町営浴場のトイレ改修費と備品購入費を新たに計上し、導水管の移設調査設計に伴う簡易水道事業特別会計繰出金の増額補正を行っております。
 清掃費では、有料ごみ袋の増刷のため需用費の増額を計上しております。
 9ページから10ページにかけての6款、農林水産業費、農業振興費では、水田農業経営確立対策推進交付金が採択されましたので、それぞれ補正しております。また、畑地かんがい実証ほ場調査業務委託金の減額により財源移動を行っております。
 畜産費では、死亡畜専用処理レンダリング施設建設事業の負担金が確定いたしましたので減額し、農協事業主体のバイオマス利活用フロンティア推進事業補助金を、道の補助金を財源に新たに計上しております。
 牧野運営費では、預託牛の増加に伴いまして、委託料の増額補正をしており、農地費では、建設機械借上料の増額を計上しております。
 また、10ページから11ページにかけての林業費では、西十勝森林組合へ出資金を新たに計上しております。
 11ページの8款、土木費の道路維持費、道路新設改良費では、それぞれ財源移動を行っております。
 10款、教育費の教育総務費では、特別職の給料等の改正に伴う減額補正をしております。
 社会教育費の図書館費では、寄附がありましたので、図書の購入費を増額補正しております。
 5ページに戻りまして、歳入の7款、地方特例交付金の今年度の交付額が決定いたしましたので、増額補正をしております。
 8款、地方交付税では、普通交付税の額が確定いたしましたので、増額補正をしております。
 11款の使用料及び手数料の使用料では、牧場使用料の夏期及び冬期預託牛が増えたために増額補正をしております。
 12款、国庫支出金の国庫負担金では、国民健康保険基盤安定負担金の額の確定によりましてそれぞれ補正しているほか、委託金では、畑地かんがい実証ほ場調査業務委託金の減額補正と、新得地域作付状況調査業務委託金を新規に計上しております。
 6ページの13款、道支出金の民生費負担金では、国民健康保険基盤安定負担金の額の確定によりそれぞれ補正しているほか、道補助金では、農林水産業費で、水田農業経営確立対策推進交付金が決定しましたので新たに計上し、畜産業費では、バイオマス利活用フロンティア推進事業補助金を新たに計上しております。
 15款、寄附金では、交通安全対策用として帯広市ラリーチームカンサーのかたから、保健福祉事業用として渡辺征子氏と匿名のかたから、老人ホームひまわり荘用として深川芳夫氏と芽室町の竹迫信郎氏から、図書館の図書購入用として星川キミ氏からそれぞれご寄附がありましたので、補正をしております。
 7ページに移りまして、16款の繰入金では、今回補正に伴う財源調整のために、財政調整基金繰入金を減額し、17款、繰越金では、前年度の繰越金の補正でございます。
 19款、町債では、土木債で歩道2路線に対する起債の減額をし、臨時財政対策債と減税補てん債については、決定見込額にそれぞれ補正を行っております。
 一般公共事業債では、今回の補正での歳入増に伴い、交付税算入率の低い起債でありますので、借り入れを控えるための減額補正をしております。
 3ページに戻りまして、第2表、地方債補正は、それぞれの起債の変更をしております。これによりまして、13ページをお開き願いたいと思いますが、本年度の借入額の総額は6億2,720万円となります。
 なお、平成15年度末の現在高の見込額が65億9,903万7千円となりまして、前年度の67億3,110万6千円から比較しますと、1億3,206万9千円が減額となっております。
 以上で説明を終わりますが、よろしくご審議をお願いいたします。
[鈴木政輝助役 降壇]
◎湯浅亮議長 これより質疑に入ります。質疑がありましたら発言を許します。12番、藤井議員。
◎藤井友幸議員 11ページの出資金の関係で、直接数字の250万円にどうこう言うわけではないんですが、先般の新聞で、鹿追町が新得町の5分の1の出資をするというような記事が出ていたわけですが、前回の説明では新得町が250万円、それから鹿追町が100万円という説明を受けていたわけですが、そのような報道がなされて鹿追町との対応の関係はどのようになっているのか、お尋ねをいたしたいと思います。
◎湯浅亮議長 長尾農林課長。
◎長尾正農林課長 お答えいたします。増資計画につきましては当初2,000万円でございました。その中で新得が500万円、鹿追が100万円という話がございました。
 その後、増資につきまして再建委員会の中で検討しました結果、2,000万円の増資がきついというお話しがございまして、結果的に1,000万円になったところでございます。
 それで今お話しがございました5分の1というお話しは、ちょっと間違いかなと思っております。その時に新得500万円、鹿追100万円というお話しでございますので、5対1ということでないかなと思っております。
 それでこの間の新聞報道を見ますと、鹿追さんが100万円を上限に支出するというふうになっておりますが、最終的になんぼ出資されるのかは今後検討されるのかなと思っております。
◎湯浅亮議長 12番、藤井議員。
◎藤井友幸議員 それで、鹿追町が100万円を出さないで50万円ということになると、森林組合の計画が一部狂うわけですね。そういった場合に、鹿追町に新得町から100万円を無理くり出してくれということも、これは難しい問題かと思うんですが、その辺の計画はどのように変わっていくことになりますか。
◎湯浅亮議長 長尾農林課長。
◎長尾正農林課長 お答えいたします。全体的な1,000万円の増資計画に関しましては、鹿追が減額しますと少し厳しくなるかなと思っておりますけれども、その減額分は組合のほうと一般組合員に増資を要請することでカバーしていただきたいなというふうに思っております。
 それと鹿追の増資金額につきましては、新得のほうから「この金額で」ということは、なかなか言いづらい部分もあるのかなと思っております。
◎湯浅亮議長 4番、松尾議員。
◎松尾為男議員 11ページ、同じ項目なんですが、町で増資する条件の1つに、組合員自らの出資、いわゆる自助努力があれば町もそれに応じたいということで前に説明を受けておりましたけれども、今回町で出資するに当たって、何名の組合員がいて、何名が増資に応じているのか。そして、組合員の増資額はいくらなのかお聞かせ願いたいと思います。
 それから、鹿追町と新得町の持ち分ですけれども、今お答えありましたが、ただ1つ、当初新得町が貸し付けをするという条件で、損失補てんについては個人ではなくて、役員全員が責任を持ってそれは補てんするということを条件で、新得は7,000万円の貸し付けをするということになっていたんですけれども、その補てんしなければならない金額については、既に補てんされたんでしょうか、お聞きします。
◎湯浅亮議長 長尾農林課長。
◎長尾正農林課長 お答えいたします。現在の増資状況でございますが、組合員の数は正組合員、準組合員合わせますと799名でございますが、10アール以上の山林所有組合員は577名となっておりまして、その組合員の承諾者は68パーセントに当たる392名、631万5千円の承諾額となっております。
 新得と鹿追の現在の出資比率は新得が75パーセント、鹿追が25パーセントでございます。
 それと貸付金の損失補てんのお話しがございましたけれども、この損失補てんというのは森林組合が払えなくなった場合に役員が補てんするという内容でございますので、ご理解いただきたいと思います。
◎湯浅亮議長 13番、青柳議員。
◎青柳茂行議員 同じ項目への質問なんですけれども、西十勝森林組合に対して確か昨年でしたか、7,000万円ほどの融資をしているはずだったと思うんですけれども、当然融資というかたちであれば返済の義務というのが生じているはずなんですけれども、これは予定どおり返済されているのかどうなのかということと、その後の経営状態、これが好転しているのかどうなのか、その点をお聞きしたいと思います。
◎湯浅亮議長 長尾農林課長。
◎長尾正農林課長 お答えいたします。7,000万円の貸し付けに対する返済でございますが、7回にわたって返済になる計画でございまして、15年の返済につきましては元金の返済はございませんで、利息額82万円ほど入金になっております。元金の返済につきましては、16年度から発生いたしまして、21年までの6回にわたって返済される予定でございます。
 現在の経営状況のお話しでございましたが、今年の10月期の事業実績等を見てみますと、事業利益で2,970万円ほど出ておりまして、最終的な経常損益でございますが、2,270万円黒字というふうになっております。
◎湯浅亮議長 13番、青柳議員。
◎青柳茂行議員 返済については今、予定どおりといいますか、返済されているということと、それから2,270万円の黒字が出ているという段階の中で、今回250万円ですけれども、出資金というかたちで計上されているわけですけれども、どういう理由がありましてこういうかたちになっているのか、お聞きしたいと思います。
◎湯浅亮議長 長尾農林課長。
◎長尾正農林課長 お答えいたします。森林組合に対する出資につきましては、13年度に、平成14年から26年までの13年間にわたる再建計画をまとめたところでございます。
 その計画に基づきまして、一般組合員と同様に町も増資するものでございます。
◎湯浅亮議長 8番、石本議員。
◎石本洋議員 9ページの民生費の2項ですか、児童福祉費関係でちょっとお伺いしたいんですが。
 入園児の増に基づきまして、賄い材料費というのが増えたわけなんです。たいへん考えようによっては喜ばしいことだと思っています。と同時に、歳入のほうで、それでは使用料が増えていないなと思って見ましたら、そういうものは出ていない。要するに出る予算は枠内だし、歳入は枠を超えてもいいといった財政の面でのことかなと思うんですが。
 私がここで問いたいのは、要するに背景ですね。園児が入ってきたのは転入による増なのか。当然、予算編成のときには把握できなかった部分だと思いますよね。そういう背景というのがあるのか。
 同時に、関係がありまして屈足の保育園のお遊戯会にちょっと観客の1人として入りまして見ましたら、在宅児ですか、けっこういるんですよね。そういったような面の、なぜ保育園に入らない在宅児がけっこういるのかといったような面と、この2点をちょっとお伺いしたいと思います。
◎湯浅亮議長 高橋児童保育課長。
◎高橋末治児童保育課長 お答えいたします。1点目の保育園の賄い材料が増える関係で収入ということなんですが、ご承知のように定額で保育料というのは取っておりませんので、極端にいいますと無料のかたから、たくさん保育料いただくかたというようなことで、なかなか当初予算の中で算定が、予定はしながら入れるんですけれども、高額のかたが退所されて料金の安いかたが入所されるということになると、勢い収入が減るということになりまして、これについては直接賄い材料と収入が一致しないということでご理解いただきたいと思います。
 2点目でございますが、在宅の関係なんですけれども、全町的にみましても私ども保育所は別にいたしまして、幼稚園も含めて3歳児からはそれぞれ保育したいというようなことで考えておりまして。
 全町的に今年度の関係ですけれども、在宅でいられるかたは4歳児で1名、3歳児で5名、このかたたちが、それぞれ親御さんの教育方針もございまして在宅でおられるということで。石本議員さんが言われたのは2歳児以下の在宅園児のかたではないかというふうに思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
◎湯浅亮議長 8番、石本議員。
◎石本洋議員 歳入関係はさきほども言いましたように財政上の取り扱いだと思いますのでいいですが、要するに当初予算よりも結局入園児が増えたという背景をちょっと知りたいなと思ったわけですよ。
 今、少子高齢化時代で、できるだけ子どもをたくさん確保したいところなんですが、幸いにも入園児が多くなったと、こういうわけなんです。
 社会的な背景というんですか、新得町はさっぱり人口が増えないんですよ。むしろ昨年からみますと少し減っているんでないかなとこういうような状態の中で、園児が増えるとこういうことはですね、うれしいことなんですけれども、背景はどうなのかなということはちょっと知りたいんですね。なぜ総人口は増えないのかという絡みで、実際の園児は増えているわけですよね。その辺をどういうふうにご理解されているのかなということなんです。
◎湯浅亮議長 高橋児童保育課長。
◎高橋末治児童保育課長 私ども屈足保育園はほとんど移動がないんですが、新得保育所で一番増員の理由はいわゆる0歳児、6か月以上たって預けるかた、それから未満児の関係で実は増えております。
 ご質問の背景なんですけれども、やはりご夫婦で子どもを出産されても、働きたいという希望が強いかたが多くなったということが、そういう増員の背景にあろうかと思います。
◎湯浅亮議長 9番、吉川議員。
◎吉川幸一議員 このあと長く質問される人がいるでしょうから、私のほうで簡単に何点か聞きたいなと。
 6ページの寄附金と、10ページの14節、建設機械の借上料のことで2点お伺いをしたいと思います。
 毎年毎年、新得町はいろんなところから寄附をいただいております。金額の大小はさまざまでございますが、指定寄附、指定しないで新得町に寄附をいただいたその後の措置ですね。寄附をいただいたかたに新得町としてか、各係としてか、どのような対応を行っているのかお伺いをしたいと思います。
 また、10ページ、14節の建設機械の借上料でございます。17万9千円多くなってございますが、これは期間が延びたのか。
 それと、この建設機械というのはリース業者から借りているのか。また、町内の業者から借りた機械なのか。まずご説明願いたいと思います。
◎湯浅亮議長 畑中総務課長。
◎畑中栄和総務課長 お答えいたします。1点目の寄附をいただいたかたへの対応でございますが、基本的には寄附の金額にかかわらず、原則的には担当課のほうで礼状を差し上げております。高額のかた、100万円以上のかたにつきましては、また別途感謝状を贈呈するなど、そういうような対応をいたしておりますので、ご理解いただきたいと思います。
◎湯浅亮議長 長尾農林課長。
◎長尾正農林課長 お答えいたします。建設機械の借り上げでございますが、これは土砂上げのために使うものでございまして、業者さんにつきましては町内業者さんから借り上げをいたしたいというふうに考えております。
◎湯浅亮議長 9番、吉川議員。
◎吉川幸一議員 業者から借り上げたということですけれども、業者から借りて運転をしてこの金額が増えたということは、私はさきほど期間が増えたのかって聞いたんですね。たまたま期間が延びたんじゃなくて、この機械を借りるんだったらこのくらいの金額になるだろうと設定したものなのか。
 また、建設機械の借り上げは、機械を借りて牧場の人たちが運転して、それでけがをされた場合、また、その機械を壊した場合、これの契約等はどのようなかたちになっているのか、ご説明願いたいと思います。
◎湯浅亮議長 長尾農林課長。
◎長尾正農林課長 お答えいたします。たいへん失礼いたしました。これは屈足西1線の明きょの土砂上げに伴うものでございまして、雨量の増加に伴って土砂が明きょに流入してまいりましたので、当初予定の借り上げより増額させていただくものでございます。
 実際の運転は業者さんのほうでされますので、町の職員のけがとか、そういう問題は発生いたしません。
◎湯浅亮議長 1番、川見議員。
◎川見久雄議員 既に何人かのかたからご質問のあった件でございますけれども、この議案書の11ページにあります林業振興費、ここの投資及び出資金について、今まで質問されたかたとは違う角度から何点かお尋ねをしたいというふうに思います。
 事の経過についてはただいまの町長の行政報告の、組合のほうから11月27日ですか、増資についての要請があったと。また、250万円の金額についても、さきの質問者に対する答弁で粗々分かりました。
 そこで、新得町は西十勝森林組合の出資の要請にこたえ、ここに補正予算案を提案されたんだと、このように思いますが。
 この提案に当たって組合の財政状態ですね、これは3月末の資料をある説明会の席でいただきました。これによりますと、出資金、これが1億1,700万円余。これに対する欠損金が1億7,500万円余であります。差引約5,800万円のマイナス資本になるということです。この事実は認識されて提案をされたのかどうか、まずそこからお答えを願いたいと思います。
◎湯浅亮議長 長尾農林課長。
◎長尾正農林課長 お答えいたします。今回の森林組合の再建計画には新得、鹿追、両町を含む関係機関が参加いたしまして、あらゆる角度から検討したものでございます。
 その結果として、今回の再建計画が樹立されたわけでございますので、増資につきましてもその計画にのっとって実施するものでございます。
 この決算書の金額部分につきましては、特に研究しているところではございません。再建計画であくまでも再建委員会が樹立した計画にのっとり実施するという考え方でございます。
◎湯浅亮議長 1番、川見議員。
◎川見久雄議員 まことに残念の極みであります。「赤字の企業に増資はあり得ない」、これが一般社会における常識であろうと私は考えます。なぜならば、払い込んだ瞬間に貨幣的にゼロになるということです。そんなあほうなといいますか、お人好しはこの世にいないというふうに考えます。
 しかし、通常というか、正常の世界において、あり得ないと思われることが今、自治体という世界の中で存在する、存在しようとしていることは、まさにこれは異常な事態といわざるを得ません。
 この提案を表面的になぞっていくならば、特に問題はないように見えます。皆さんそのように考えているんじゃないかと思うんです。250万円という現金預金が、同じ資産の出資金という名目に変わるだけだからです。差し当たっての損益というものは発生しないとみるのが常識だからです。
 しかし、この場合にはどうなんでしょう。これは損失が予知できる、できないの問題ではありません。払い込み即全額が損失という、これは明白なんですね。言い訳のできない現実が待ち構えているということです。
 商法の中に取締役の忠実義務という条文があります。全文について詳しくは覚えておりませんけれども、前段において、「法律うんぬん、これを遵守し会社のため」、言葉を言い換えると「株主のために」、それを自治体に置き換えるならば、「町のため、町民のために」ということになるかと思いますね。「忠実にその職務を遂行する義務を負う」と、こういたしております。
 自治体にかかわる法律の中に、そのような明文規定があるかどうか私は分かりませんけれども、当然の常識として、自治体の町に対して、町民に対し財産を守り、利益を守るという忠実義務が当然ある。これは認識すべきだというふうに思っております。
 増資に応ずるということはどういうことかというと、投資は補助金等と違って、お金をくれてやるということではないんです。融資はお金を貸す。補助金・助成金等は、これは初めからくれてやるということです。投資は違いますよね、投資は違います。基本的にお金を預けて、その運用益を期待する、期待するもんだと、私はこのように理解しております。
 今、町がやろうとすることは、町の町民の財産や利益を守るという責務への視点というものが全く欠落した問題であります。しかも、実際には全額無価値になるという、被害を被ることが明白であるにもかかわらず、私は出資という美名のもとにというか、出資という手法による財政支援策には、到底このままでは賛成いたしかねます。ぜひ賛成できるようなご答弁をお願いしたい。以上です。
◎湯浅亮議長 長尾農林課長。
◎長尾正農林課長 出資金と補助金等のお話しもございましたし、出資の問題、いろいろあるんですが、払い込んだとたんに価値がなくなるんでないかというお話しでございました。
 確かに、現在の価値としては厳しいわけではございますが、業績によりましてその出資額の価値が上がる可能性もございますので、そういう面で出資金というかたちでご理解いただきたいなと思っております。
 補助金の問題につきましては、補助金というのは出して終了というようなかたちでございますので。これは出資金と補助金というのは、なかなか意見が分かれるところかなというふうに思っております。それぞれ一長一短あるのかなというふうに思っております。
 それと、行政の出資の関係でございますが、法律上においては特段の禁止規定はございません。出資するか否かは事業の公益性のもとに判断されるものと思っております。
◎湯浅亮議長 1番、川見議員。
◎川見久雄議員 長期の再建計画もあるよ。だから長期的にみたらどうなのかと。しかし、これはそんな悠長な判断ということにはならない。現状においてどうかという判断に立つべきだと私は思います。
 私は念のために、誤解をしてもらっては困りますが、私は組合に対し財政支援をしてはならんとは考えておりませんし言っておりません。組合に対して、びた一文財政支援してはならんと、そんなことは考えておりません。
 私は、余計なことかもしれませんけれども、町の立場にあって、この支援の手法がいただけないと、こう言っているわけです。法律は、一般社会に存在しないようなことを想定して作るわけではございませんから、ぴったりというわけにはいきませんけれども、ここにちょっと持ってきましたけれども、地方財政法の第2条、地方財政の運営の基本の前段で、「地方公共団体は、その財政の健全な運用に努める」とあります。このことに照らしてみると、健全どころか、まことに不健全な運営に当たるのではないかと私は思います。
 また、第8条、財産の管理及び運用のところで、「地方公共団体の財産は、常に良好の状態においてこれを管理し、その所有の目的、その所有の目的に応じて最も効率的にこれを運用しなければならない」とあります。ここからも良好の状態の管理なのか、所有の目的に応じているのかなと。私は極めて違背している可能性が高いと思いますけれども、町としてこれに対し、いかがな見解をお持ちなのか、お伺いをしたいと思います。
 また、これが最後になりますので、併せて、財政支援策にはいろいろな手法が考えられると思います。併せて弾力的なお考えも示していただければと期待をして質問を終わります。

◎湯浅亮議長 暫時休憩いたします。15分間の休憩とさせていただきます。
                            (宣告 11時05分)
◎湯浅亮議長 休憩を解き、再開いたします。
                            (宣告 11時20分)

◎湯浅亮議長 川見議員のご質問にご答弁を願います。鈴木助役。
◎鈴木政輝助役 お答えを申し上げたいと思います。川見議員さんのご質問につきましては、町あるいは町民の立場に立っての厳しいご質問かなと私は受け止めております。 森林組合の財政支援ということにつきましては、かねてから再建をしなきゃならんというときに始まりまして、森林組合の公的な機関、公共性を考えていくならば、再建をさせていくべきであるというのが関係機関・団体との意見の一致をみたところであります。
 再建の内容については、それぞれ議員の皆さんがたにも、折に触れながら説明をしておりましたが、最終的に町が何をしていくべきかという決め方になってきたと思います。
 その1つには貸付金の問題もありますし、あるいは事業の支援、そして今回補正で出してあります出資金の増額であります。
 いろいろ組合の中身について今更申し上げることはないんですが、さきほど来、地方財政法の規定についても触れられておりましたので、私なりにこの出資金を考えてみますと、出資という内容は、私は目的が2つあって、1つは財産を形成する目的のために出資金を出すということがあります。これは地方自治法の解釈の中にもあるんですが、もう1つは一定の事業を営むところ、法人に対する財政的な援助の目的も持つのがこの出資であります。
 そうしますと、さきほど申し上げました財産を保有する手段というのは、一定の財産を増やしていくということですから、もうけるというかたちになろうかと思いますが、それとは別の面もあるということは、今回の森林組合、まさに財政的な支援をして再建をさせていくことが、結果として町のメリット、あるいは町民のメリットになっていくんじゃないかというふうに考えております。
 今まで出資の問題について町長は、組合が真剣に取り組んだときについては、それなりのかたちで増資をするというお話しをしてきました。そのことは、森林組合の再建の道がかなり近くなる、計画の期間が短くなってできあがるということだと思います。
 今回、農林課長が説明しました平成15年10月期の事業の実績書の報告を見た限りにおいては、以前と違って、やっぱり組合も真剣にこの再建に取り組んでいるというのが現れております。
 よって今回は、250万円という金額を増資をして、再建の道を着実に歩んでいただくということで補正を組まさせていただいたわけです。以上、考え方についてご答弁させていただきました。
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
◎斉藤敏雄町長 さきほどから川見議員から西十勝森林組合に対する出資の問題で、いろいろとご質問いただいておりまして、私どもといたしましても、川見議員がご質問をされたその趣旨は、まさに正論であると私自身も実は認めております。
 しかし、過去の経過はご承知のとおり、また今、助役から説明したとおり、たいへん大きな累積した負債を抱え込んでしまいまして、あの時点ではほんとうに再建が可能なのかということが議員の皆さんがたの中でも大きな議論になったというふうに考えております。
 私どもも非常に西十勝森林組合の将来の行方に対して大きな心配をいたしたわけでありまして、その中で町としてどういう手法を取るのが一番いいのかということで、最終的に出資の方法という結論に至ったわけであります。
 また、この再建計画に当たっては、北海道、あるいは農林中金、道森連、そして両町と、この各機関・団体が一緒になってみんなで力を出し合って救済策を講じないと、あの時点で再建がなり得るかどうかと、ぎりぎりの瀬戸際に立たされたわけであります。
 したがって、その手法はもしかするとほかにも求められたかもしれませんけれども、町も西十勝森林組合の組合員であるという立場もあって、一般組合員の延長線上で私どもも増資の線を選択したという経過であります。
 これはあくまでも将来に向かって西十勝森林組合が、完全に経営改善がなされるという大前提のもとでの決断でありまして、ぜひ川見議員のおっしゃられますその手法の問題については、多少疑義が残る気もいたしますけれども、しかし私どもといたしましては、増資による支援策を講じると、そういうことで考えておりますので、ご理解賜りますようにお願いを申し上げたいと思います。
◎湯浅亮議長 理事者の答弁がございましたので、これで終わらせていただきたいと思いますけれども、川見議員、もう1回の質問があれば認めていきたいと思いますが、なければこれで終わらせていただきたいと思います。
(「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 これをもって質疑を終結いたします。
 本件について、討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 討論はないようですので、これから議案第76号を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
[挙手多数]
◎湯浅亮議長 挙手多数であります。
 よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。

    ◎日程第6 議案第77号 平成15年度新得町国民健康保険事業特別会計           補正予算
◎湯浅亮議長 日程第6、議案第77号、平成15年度新得町国民健康保険事業特別会計補正予算を議題といたします。
 提案者から提案理由の説明を求めます。鈴木助役。
[鈴木政輝助役 登壇]
◎鈴木政輝助役 議案第77号、平成15年度新得町国民健康保険事業特別会計補正予算、第2号についてご説明を申し上げます。
 第1条、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ3,777万1千円を追加し、予算の総額を7億7,993万5千円とするものでございます。
 5ページ、歳出をお開き願います。
 1款、総務費の総務管理費では、道医療給付見直し協議会委員に住民生活課長が委嘱されたことによりまして、職員旅費の補正でございます。
 2款、保険給付費では、医療費の伸びに対し、診療費、療養費、高額療養費をそれぞれ増額しています。また、見込みより出産件数が増加する見込みのため出産育児一時金を補正しております。
 4ページの歳入の2款、国庫支出金では、療養給付費等負担金を増額しております。
 7款、繰入金では、保険基盤安定分繰入金の確定により保険税軽減分と保険者支援分をそれぞれ補正し、その他一般会計繰入金は、今回の補正の財源調整のため増額しております。
 8款、繰越金は、前年度の繰越金の補正でございます。
 9款、諸収入では、第三者行為賠償金の補正と、道医療給付見直し協議会委員に住民生活課長が委嘱されたことによる旅費の費用弁償を雑入として計上しております。
 以上で説明を終わりますが、よろしくご審議をお願いいたします。
[鈴木政輝助役 降壇]
◎湯浅亮議長 これより質疑に入ります。質疑がありましたら発言を許します。   (「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 これをもって質疑を終結いたします。
 本件について討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 討論はないようですので、これから議案第77号を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
[挙手全員]
◎湯浅亮議長 挙手全員であります。
 よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。

    ◎日程第7 議案第78号 平成15年度新得町老人保健特別会計補正予算
◎湯浅亮議長 日程第7、議案第78号、平成15年度新得町老人保健特別会計補正予算を議題といたします。
 提案者から提案理由の説明を求めます。鈴木助役。
[鈴木政輝助役 登壇]
◎鈴木政輝助役 議案第78号、平成15年度新得町老人保健特別会計補正予算、第2号についてご説明を申し上げます。
 第1条、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ171万5千円を追加し、予算の総額を11億8,349万4千円とするものでございます。
 5ページ、歳出をお開き願います。
 2款、諸支出金では、前年度の精算による道負担金の返還金の補正でございます。
 4ページの歳入では、4款、繰入金で、今回補正に伴う財源調整のため、一般会計繰入金を増額しております。
 以上で説明を終わりますが、よろしくご審議をお願いいたします。
[鈴木政輝助役 降壇]
◎湯浅亮議長 これから質疑に入ります。質疑がありましたら発言を許します。   (「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 これをもって質疑を終結いたします。
 本件について討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 討論はないようですので、これから議案第78号を採決いたします。
 本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
[挙手全員]
◎湯浅亮議長 挙手全員であります。
 よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。

    ◎日程第8 議案第79号 平成15年度新得町介護保険特別会計補正予算
◎湯浅亮議長 日程第8、議案第79号、平成15年度新得町介護保険特別会計補正予算を議題といたします。
 提案者から提案理由の説明を求めます。鈴木助役。
[鈴木政輝助役 登壇]
◎鈴木政輝助役 議案第79号、平成15年度新得町介護保険特別会計補正予算、第3号についてご説明を申し上げます。
 第1条、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,469万9千円を追加し、予算の総額を4億3,602万8千円とするものでございます。
 5ページ、歳出をお開き願います。
 4款、基金積立金では、過年度の介護給付費の国庫負担金の額が確定しましたので、基金積立金を計上しております。
 5款、諸支出金では、過年度分の事務費交付金の確定に伴う返還金を計上しております。
 4ページ、歳入の2款、国庫支出金及び4款、支払基金交付金では、過年度分の介護給付費の額が決定しましたので、それぞれ補正をしております。
 6款、繰入金では、今回の補正の財源調整と、7款、繰越金では、前年度繰越金の補正でございます。
 以上で説明を終わりますが、よろしくご審議をお願いいたします。
[鈴木政輝助役 降壇]
◎湯浅亮議長 これから質疑に入ります。質疑がありましたら発言を許します。   (「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 これをもって質疑を終結いたします。
 本件について討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 討論はないようですので、これから議案第79号を採決いたします。
 本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
[挙手全員]
◎湯浅亮議長 挙手全員であります。
 よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。

    ◎日程第9 議案第80号 平成15年度新得町簡易水道事業特別会計補正予          算
◎湯浅亮議長 日程第9、議案第80号、平成15年度新得町簡易水道事業特別会計補正予算を議題といたします。
 提案者から提案理由の説明を求めます。鈴木助役。
[鈴木政輝助役 登壇]
◎鈴木政輝助役 議案第80号、平成15年度新得町簡易水道事業特別会計補正予算、第4号についてご説明を申し上げます。
 第1条、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ294万円を追加し、予算の総額を4,713万2千円とするものでございます。
 5ページ、歳出をお開き願います。
 1款、事業費では、導水管路の移設について、地権者のほうからお話しがございましたので、その内容の調査の設計の業務委託料を新たに計上しております。
 4ページ、歳入の3款、繰入金では、今回補正に伴う財源調整のため、一般会計繰入金を増額しております。
 4款、繰越金は、前年度繰越金の補正でございます。
 以上で説明を終わりますが、よろしくご審議をお願いいたします。
[鈴木政輝助役 降壇]
◎湯浅亮議長 これから質疑に入ります。質疑がありましたら発言を許します。   (「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 これをもって質疑を終結いたします。
 本件について討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 討論はないようですので、これから議案第80号を採決いたします。
 本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
[挙手全員]
◎湯浅亮議長 挙手全員であります。
 よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。

    ◎日程第10 意見案第13号 季節労働者の冬期雇用援護制度にかかわる意           見書
◎湯浅亮議長 日程第10、意見案第13号、季節労働者の冬期雇用援護制度にかかわる意見書を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本件については、総務常任委員会に付託いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 異議なしと認めます。
 よって、意見案第13号は総務常任委員会に付託し審査することに決しました。今定例会の会期中に審査を願います。

    ◎日程第11 意見案第14号 教育基本法の堅持を求める意見書
◎湯浅亮議長 日程第11、意見案第14号、教育基本法の堅持を求める意見書を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本件については、文教福祉常任委員会に付託いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 異議なしと認めます。
 よって、意見案第14号は文教福祉常任委員会に付託し審査することに決しました。今定例会の会期中に審査を願います。

    ◎日程第12 意見案第15号 イラクへの自衛隊派遣の中止を求める意見書
◎湯浅亮議長 日程第12、意見案第15号、イラクへの自衛隊派遣の中止を求める意見書を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本件については、総務常任委員会に付託いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 異議なしと認めます。
 よって、意見案第15号は総務常任委員会に付託し審査することに決しました。今定例会の会期中に審査を願います。

    ◎休 会 の 議 決
◎湯浅亮議長 お諮りいたします。
 議案調査のため、12月9日から12月16日までの8日間、休会することにいたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 異議なしと認めます。
 よって、12月9日から12月16日までの8日間、休会することに決しました。

    ◎散 会 の 宣 告
◎湯浅亮議長 以上をもって、本日の日程は終了いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
                            (宣告 11時38分)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
第2日
平成15年第4回新得町議会定例会(第2号)
 
                平成15年12月17日(水曜日)午前10時開会
 
○ 議 事 日 程

日程番号

議件番号

議    件    名    等

 

 

諸般の報告(第2号)

  1

 

一 般 質 問

  2
 

意見案第16号
 

自衛隊のイラク派遣に当たり万全の体制整備を求める意見書
 
 
○会議に付した事件
          諸般の報告(第2号)
          一般質問
 意見案第16号  自衛隊のイラク派遣に当たり万全の体制整備を求める意見書
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
○出席議員(16人)
   1 番  川 見 久 雄 議員      2 番  金 澤   学 議員
   3 番  斎 藤 芳 幸 議員      4 番  松 尾 為 男 議員
   5 番  柴 田 信 昭 議員      6 番  千 葉 正 博 議員
   7 番  宗 像   一 議員      8 番  石 本   洋 議員
   9 番  吉 川 幸 一 議員     10番  廣 山 輝 男 議員
  11番  齊 藤 美代子 議員     12番  藤 井 友 幸 議員
  13番  青 柳 茂 行 議員     14番  武 田 武 孝 議員
  15番   橋 欽 造 議員     16番  湯 浅   亮 議員
 
 
○欠席議員(なし)
○地方自治法第121条の規定により、本会議に説明のため出席した者は、次のとおりである。
    町           長    斉  藤  敏  雄
    教育委員会委員長    小 笠 原  一  水
    監   査   委   員    吉  岡     正
 
 
○町長の委任を受けて説明のため出席した者は、次のとおりである。
    助           役     鈴  木  政  輝
    総   務   課   長     畑  中  栄  和
    企画調整課長    浜  田  正  利
    税   務   課   長    富  田  秋  彦
    住民生活課長    小  森  俊  雄
    保健福祉課長    秋  山  秀  敏
    施   設   課   長    村  中  隆  雄
    農   林   課   長    長  尾     正
    商工観光課長    貴  戸  延  之
    児童保育課長    高  橋  末  治
    老 人 ホ ー ム 所 長    常  松  敏  昭
    屈  足  支  所  長    長 谷 川  貢  一
    財   政   係   長     安  達  貴  広
 
 
○教育委員会委員長の委任を受けて説明のため出席した者は、次のとおりである。
    教     育     長    佐 々 木  裕  二
    学校教育課長    高  橋  昭  吾
    社会教育課長    斉  藤  正  明
 
 
○農業委員会会長の委任を受けて説明のため出席した者は、次のとおりである。
    事   務   局   長    加  藤  健  治
 
 
○職務のため出席した議会事務局職員
    書           記    渡  辺  美 恵 子
    書           記    田  中  光  雄

    ◎開 議 の 宣 告
◎湯浅亮議長 本日の欠席届け出議員はございません。全員の出席でございます。
 直ちに会議を開きます。
 議長において作成いたしました本日の議事日程は、別紙お手もとに配布したとおりであります。
                            (宣告 10時00分)

    ◎諸般の報告(第2号)
◎湯浅亮議長 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
 別紙お手もとに配布したとおりでありますので、ご了承願います。

    ◎日程第1 一般質問
◎湯浅亮議長 日程第1、一般質問を行います。
 一般質問の通告がありますので順次発言を許します。

◎湯浅亮議長 12番、藤井議員。
[藤井友幸議員 登壇]
◎藤井友幸議員
  1.15年度末で閉校小学校の今後の利活用対策について
 私は、定例第4回町議会の一般質問に関して、1番目で質問をさせていただきます。2点3項目について質問をいたします。
 第1点目ですが、平成16年3月末で閉校となる屈足小学校、上佐幌小学校の今後の利用・活用対策についてお伺いをいたします。
 両校は明治の後期に開校、大正、昭和、平成と時代とともに地域の教育・文化の核として校下住民に親しまれてきたところであります。農村人口の減少と少子高齢化による児童数の減少により、やむなく閉校することになったことは、まことに残念でなりません。
 卒業生を思うとき、ふるさととして再生することがたいせつなことであると思います。また、有効活用することにより、地域振興と活性化につながることが大と思います。今後の利用計画はどのように考えておりますか、お考えをお伺いいたします。
 
  2.町財政状況と平成16年度の予算編成方針について
 次に、2点目でありますが、まず平成15年度末の町財政状況の予想はどのようになっているかお伺いをいたします。
 次に、16年度の予算編成の取り組みはどのように進めるかお伺いをいたしたいと思います。国の進める市町村合併と、今いわれている三位一体の改革がこの中、また、日々国の方針が変わる中で予算編成についてはたいへんご苦労があることと思いますが、取り組みの状況をお聞かせください。以上よろしくお願いいたします。
[藤井友幸議員 降壇]
◎湯浅亮議長 小笠原教育委員長。
[小笠原一水教育委員長 登壇]
◎小笠原一水教育委員長 16年3月末をもって閉校します小学校の、今後の利活用対策につきましてのご質問にお答えいたします。
 閉校いたします屈足小学校と上佐幌小学校の校舎、体育館、教員住宅についてでありますが、それぞれの施設には建設時に公立学校施設整備費補助金を受けております。
 その金額は、両校分合わせて2億9,171万円の補助金であります。これらの施設を財産処分する場合は、原則として処分する部分のそれぞれの構造区分によりまして、残存価格額に対する補助金相当額を国庫に返還納付しなければなりません。
 平成16年3月末における残存価格につきましては、屈足小学校の校舎、体育館、教員住宅分が合わせて8,814万円、上佐幌小学校の関連施設分が8,965万円となっており、両校合わせますと1億7,779万円となります。
 この学校施設については、文部科学省の転用基準により、地域の公民館、博物館、青年の家等の社会教育施設、美術館等の文化施設、老人デイサービスセンター等の高齢者福祉施設、障害者福祉施設、公害防止施設、防災施設、試験研究施設等の営利を目的としない公共用施設に転用した場合、あるいは社会福祉法人、学校法人への貸与をした場合は、補助金を返還しないで活用できるようになっております。
 また、地域との関係につきましては、閉校を決断されましたときの話し合いで、両地区とも集会施設を維持しており、地域としての利活用は困難なため、閉校後の在り方については教育委員会で検討してほしいとの要望を受けております。
 現在、教育委員会が中心となって、関係各課職員10名によります「閉校に伴う学校施設活用検討委員会」を設置し、利活用方策の検討を行っております。
 基本的には地域の活性化、新得町の活性化が図れる施設であること、民間活力も含めて町の財政負担が大きくならない低コストの運営施設であること、補助金の返還を伴わない、あるいは返還額の軽減が図れる施設であることなどを観点に、産業集積型企業の誘致や社会福祉法人、NPOへの貸付など、さまざまな角度から検討を行っているところであります。
 また、両校の施設を紹介するホームページを作成して、広く情報発信を行うほか、企業や社会福祉法人・各種団体への呼び掛けを行う予定で検討しております。
 いずれにいたしましても、できるだけ財政負担の少ない方法で、地域や町の活性化につながる転用策について、十分検討していきたいと考えております。
[小笠原一水教育委員長 降壇]
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
[斉藤敏雄町長 登壇]
◎斉藤敏雄町長 ただいまの2点目の質問にお答えをいたします。
 まず、15年度の町の財政状況でありますけれども、本来であればさまざまな数値を用いて状況を説明するのが筋と考えますが、不確定な要素も多々ありますので、今年度末の決算見込みということでお答えをさせていただきたいと思います。
 一般会計だけを見ますと、現在70億6,000万円の予算を組んでおります。例年、歳入、歳出それぞれの確定見込みにより予算の整理を進め、補正予算として3月議会に提案しておりますが、今年度におきましては現行予算額と大きな差は出てこないのではないかと考えております。
 昨年度の決算時において約1億円の決算剰余金を出しておりますが、今年度も例年どおりの予算の執行残があるとすれば、相当額が出る可能性もあると予想いたしております。
 なお、財源不足の事態に備えて積み立てしております財政調整基金につきましては、現在高が約8億5,000万円で、本年度取り崩し約4,000万円を計上しておりますが、今年度末においても現在高と大きく変わらないと予想いたしております。
 次に、平成16年度の予算でありますが、予算編成方針といたしましては、ご質問にあります第6期総合計画を念頭におきながら、計画を毎年ローリングをし、見直しをしながら実施いたしております財政管理計画をもとに、産業の振興、生活環境の整備、福祉の増進、定住促進等を基本に掲げて編成作業をスタートいたしております。
 現在、事務方で計数整理を進めておりますが、予算要求ベースでは歳出で現行より約4,000万円多い71億円になっております。このほかに所管課で予算要求の最終調整を進めている案件が数件ございます。
 一方、歳入ですが、現行予算から約6億6,000万円減の64億円となっております。
 今後、要求内容の精査を進めていきますが、総額が本年度の当初予算67億円程度と仮定した場合には、約2億を超える財源不足が出てくるのではないかと予想いたしております。
 最終的には1月に入りまして助役の査定をスタートさせ、1月下旬もしくは2月初めには、さきほど申し上げました編成方針のもと、予算編成作業を終えていきたいと考えております。
 なお、現状でお答えできる新規の主な事業でありますが、まず基盤整備では、傷みの激しい上佐幌東1線道路、屈足西1線道路、いずれも長大路線でありますが、この改築整備を進めたいと考えております。また、水不足が深刻になってきております上佐幌地区の営農用水道事業の整備を予定いたしております。
 産業振興では、観光面におきましては、WRC世界ラリー選手権大会の開催誘致対策、農業面では公共牧場整備、また、農村地区と新得・屈足両市街地区の町道整備を進める予定であります。
 ソフト面では、子育て支援として障害児の在宅支援について取り組みを予定いたしております。
 そのほか、わかふじ寮作業棟建設支援、学校教育施設整備などを予定いたしているところであります。以上であります。
[斉藤敏雄町長 降壇]
◎湯浅亮議長 12番、藤井議員。
◎藤井友幸議員 小学校の関係ですが、ただいまのご説明で、施設の利用についてはたいへん制約があり、また、社会状況、財政状況からみると非常に厳しいということは理解をしているところであります。
 その中で、さきほどの答弁でありました10名の各課の職員で検討委員会をつくっているということでございますが、私は行政側だけではなくて、町内の例えば福祉団体、社会教育団体、NPO等を含めた全体的な検討委員会をつくって検討することも1つの方法ではないかと思いますが、その点についてお伺いをいたしたいと思います。
 それから、15年度の財政状況については理解をしたところであります。事業アセスメントを平成15年度に170項目ぐらいを実施しているわけですが、これは15年度に反映をされたもの、まだ未処理というか合意を得ていないものもあろうかと思いますが、170項目のうち調整が終わって予算に反映されているという項目が何項目ぐらいあるか、お知らせをいただきたいと思います。
◎湯浅亮議長 佐々木教育長。
◎佐々木裕二教育長 私のほうから町内の民間、福祉団体、社会教育団体、あるいはNPO等を含めた検討委員会の立ち上げをしていくかということの質問にお答えを申し上げます。
 今、庁内の検討委員会でやっているわけなんですけれども、その中でさきほど基本的な考え方を述べたわけですけれども、その中で運営の在り方ということで民間企業の誘致ですとか、社会福祉法人の誘致、あるいはNPOへの委託と貸し付けということも検討委員会で考えているわけです。
 そういう面でいきますと、役場だけの議論ではなくて広く民間、あるいは民間企業の意見を聞くことは非常に大切なことかなというふうに思っております。
 その中で今、町内の民間のいろんな各団体による検討委員会の立ち上げというご提案ですけれども、もっともなご意見かなと思っております。ただ、民間のかたを委嘱する場合に、いろいろな各団体ごとの制約がございますし、意見反映もある面では、将来的に転用する場合の公平さの問題も出てくるかな思っておりますので。
 1つは藤井議員さんからご提案のあったことも検討しながら、もう一方として今、庁内の検討委員会の中で、例えば公聴会的な、そういう町内の各団体との意見交換会を行って意見をまとめていく、あるいはアドバイザー的に民間のかたのご意見をもらう。そんなかたちで庁内検討委員会の中で、いろいろなかたちで町民のかたのご意見、関係する社会福祉法人とかNPOとか、民間企業の意見を吸い上げていくことも1つの方法かなと思っていますので、その両面を含めてこれから検討委員会並びに教育委員会の中で検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
◎斉藤敏雄町長 お答えをいたします。町の行財政の改革ということで、ここ何年か前から事業アセスメントの取り組みをいたしておりまして、結果として大きな成果を挙げていると考えております。
 15年におきましても全体的な事業のアセスメントということで、将来的に見直していくべき課題についての取り組みをいたしております。これが16年の予算の中でどの程度実施されていくのかというお話しでありますが、現在のところ約30項目程度が予算に反映されていくことになるのではないかと考えております。
 この取り組みにつきましては、私は将来にわたっても断続的に継続をしていく必要があるものと考えているところであります。
◎湯浅亮議長 12番、藤井議員。
◎藤井友幸議員 検討委員会の結論待ちということなんでしょうが、私は個人的に大きな施設を遊ばすというか、そのままにしておくということは、町民感情、または財政上にも非常に負担が逆に多いのかなと思っております。その関係で、やっぱりこういうことは3月ですから、なるべく早く方向性を出して進めることが必要かと思っております。
 そこで、私は自分の考え方としまして、屈足小学校は福祉施設、例えばグループホームというんですか、そういうような利用が望ましいのかなと思ってございますが、これは財政的な面、いろいろあるわけですが、その辺をクリアして進めることがいいのかなと思ってございます。
 それから上佐幌小学校につきましては、教育的な関係を進めることがいいのかなと思っているわけですが、これはあそこにレディースファームスクールがございますが、その関連もありますので、その関係の延長線上のなにか施設に変えたらどうかなと思ってございます。その辺のお考えと方向性をお聞きいたします。
◎湯浅亮議長 佐々木教育長。
◎佐々木裕二教育長 お答えいたします。今具体的に、屈足小学校については高齢者のグループホームにしてはどうかと、上佐幌小学校につきましては教育研修施設だと思いますけれども、レディースファーム、農業、畜産関係のそういう研修施設的なご提案だと思っています。
 検討委員会でそういう話は議論として出てきております。特に屈足小学校、上佐幌小学校とも、施設の間取りといいますか、非常に福祉施設とか研修宿泊施設に適した間取りになっておりますので、単純にそういう施設のことを考えますとそういうことが浮かんできますし、私どもの検討の中で出てきております。問題はそれをどういうかたちで運営していくかということがあります。
 基本的には町での運営は考えておりませんで、さきほど言ったように民間企業としてか、社会福祉法人とか、あるいはNPOということで、なるべく補助金を返還しないかたちで民間活力を活用したそういう福祉施設とか、研修、あるいは産業のそういう部分でしていきたいと思っているんですけれども。
 結論としてどんな運営の方法があるのかということと、どういう運営者を見つけていくかということが、これから大きな課題になってきております。そういう面で、今いただいたご提案、非常に重く受け止めながら、これから具体的に計画プラスどのような相手先を見つけていくかということも大事になってきます。過日の新聞で上川管内で今年の3月に閉校した学校が、12月に民間のグループホームということで出ておりましたけれども。
 そういうことで今、けっこうこういう施設を一般的な展示施設とか、教育施設が多いんですけれども、これからやっぱり地域の活性化につながる福祉施設とか産業関係は大事かなと思っております。その中でなるべく町が直接経営をしないで、民間活力を使ったかたちでいきたいと思っておりますので、これからそういう相手探しを含めて、時間がないんですけれども、これから努力をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

◎湯浅亮議長 10番、廣山議員。
[廣山輝男議員 登壇]
◎廣山輝男議員
  1.「今後の地方自治制度のあり方に関する答申」で新たに市町村の判断によって設置   できるという「地域自治組織」制度化の検討は。
 市町村合併問題の中でも具体的な、地域の自治組織の関係について伺っていきたいと思います。
 地方自治の在り方に関する第27次地方制度調査会の最終答申が11月13日に出されております。この答申では2005年3月に期限が切れる現行合併特例法の期限後も一定期間、自主的な合併を促進させるための合併推進方策を数多く盛り込んでいます。
 これを踏まえ、政府は次期国会に合併特例法に代わる新法を提出する予定と聞いております。
 内容的には1つ、財政支援措置のない特例法の一定期間延長。2つ目に、都道府県知事の役割強化と知事が小規模町村、ここではおおむね人口1万人未満を目安といっておりますが、合併に関する構想と合意形成づくり。3つ目には、17年3月31日までに議会議決を経て合併申請すれば、18年3月31日までに合併したものについて財政支援の保障と。4つ目に、地域自治組織の設置制度と。あるいは5つ目に、道州制や合併できない場合の広域連合などの検討というようなこと。
 今回、特徴的な課題の1つとして、地域自治組織について出されてきておりますが、1つは基本的な考えとして市町村の一定区域を単位とした住民自治の強化や、行政と住民との協働の推進などを目的とする組織とし、地域自治組織を市町村の判断によって設置することができることとすべきとしております。
 2つ目の組織・機能の関係では、住民自ら事務を処理し意向を反映させ、行政と住民と地域の諸団体等が協働して地域づくりの場としての基礎自治体の一部としての、今でいう支所や出張所等の機能が見えてまいるわけであります。制度としては市町村が任意に設置できるという一般制度があります。そのほかもありますが。
 当町は現在、鹿追町との間で合併に関する任意協を協議中でありますが、この最終答申の提起について、地域の自主性、主体性が発揮されるまちづくりに向けて、この一般制度の導入も含め、この制度の活用を図るべき住民提起をすべきと考えておりますが、町長の考えを伺っていきたいと思います。
 
  2.合併に関する「法定協議会」移行前の住民討論と移行時期は。
 2つ目に、合併に関する法定協議会移行前の住民討論の保証の関係等について伺います。現在、鹿追町との任意協議会が進行中ですが、合併に関するいわゆる協議概要書、いわゆるダイジェスト版といいますが、住民との議論を今深めている最中でございますが、住民との一方通行ではなく、お互いに話し合いを深め合う方法が私は求められているのではないかと思うわけでありますが、今後どのような住民との話し合いを継続されるのか。討論方法等、あるいはどのような段階で法定協移行を考えておられるのか。あるいは判断時期も含めて町長のお考えを伺いたいと思います。
 
  3.新得町の雇用対策事業の充実と、高卒者の就職支援について
 最後に3つ目でありますが、雇用対策事業の関係、特に高卒者の就職支援について伺っておきます。
 経済の閉そく感がますます厳しさを増している昨今です。完全失業率が依然高い水準にあります。中高年齢者や新規大卒、あるいは高校卒の若い人の雇用はたいへん厳しい状況となっていると聞きます。
 新得町としては国の補助事業である、いわゆる緊急地域雇用対策事業、また、雇用創出奨励金交付事業、その他福利厚生事業の充実に向けて実践されているわけでありますが、平成16年度についてもこのような、いわゆる閉そく状態は変わらないと承るところであります。
 したがいまして、この制度等の継続はもとよりでありますが、充実に向けた施策、とりわけ雇用創出奨励金の交付事業、離職した勤労者の再就職支援の期間延長等を求めますがどうなのか。
 また、高校生、特にここで私は新得高校生とあえて限定させていただきますが、高校生の就職状況についても、かなり昨年から比べますと悪い状況にあると聞きます。地域の雇用対策として関係機関との支援、連携等の取り組みの強化が求められると思いますが、町長のお考えを伺って質問を終わります。
[廣山輝男議員 降壇]
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
[斉藤敏雄町長 登壇]
◎斉藤敏雄町長 ただいまのご質問にお答えをいたします。
 ご質問にありましたように、第27次地方制度調査会は、11月13日に「今後の地方自治制度のあり方に関する答申」を内閣総理大臣に提出いたしました。
 その内容は、市町村は基礎自治体として、また、住民に最も身近な行政主体として、これまで以上に自主性と十分な権限や財政基盤を有し、加えて高度化する行政事務に的確に対応できるよう、規模、能力の充実強化が望まれ、市町村合併を引き続き推進していくとされているところであります。
 ご質問の一般制度としての地域自治組織でありますけれども、住民に身近なところで、住民に身近な基礎自治体の事務を処理する機能と、住民の意向を反映させる機能、さらに行政と住民や地域の諸団体が協働して担う地域づくりの場としての機能を有するものとして位置付けられているところであります。
 地域協議会及び地域自治組織には長を置くものとし、また、事務所を置き、支所、出張所的な機能と地域協議会の庶務を処理する機能を担わせるとなっております。
 現在、任意協議会で鹿追町と合併に向けた具体的な協議をしているところでありますが、今後、新町の事務所の位置の決定に当たり、役場の組織・機構の検討もなされる予定となっております。
 そのうえで地域自治組織が2町での合併の場合に必要なのか、また、結果として屋上屋にならないかなど、両町で十分検討を進めてまいりたいと思っております。
 次に、合併に関する協議概要書に係る住民との懇談会でありますが、今年8月には全町的に「こんにちは町長です」ということで、合併をテーマに地域懇談会を開催いたしまして、町民皆さんがたの率直な意見を伺ったところでありますが、今回任意合併協議会のこれまでの協議内容を冊子にして、全戸配布いたしたところであります。
 内容は合併の必要性と効果、新町建設計画構想の概要、行財政シミュレーション、合併後の行政サービスなどの内容となっております。                
 この概要書を題材にいたしまして、年明けて1月下旬ごろから町内会長会議、また地域に出まして地区懇談会を開催いたしまして、住民と懇談する機会を設けていきたいと思っております。
 また、法定協議会への移行につきましては、住民の皆さんがたとの懇談会などの、いわゆる町内手続きを踏まえて、年度内をめどに両町で協議をして進めてまいりたいと考えているところでございます。
 次に、雇用対策事業の充実についてでありますけれども、現下の雇用情勢につきましては、私どもも廣山議員のご認識と同様に感じているところであります。10月末現在のハローワーク帯広管内の状況につきましては、前年同月比で新規求職申し込み件数は0.4パーセント減少いたしておりまして、新規求人数が9.1パーセント増加いたしております。しかし、依然としてパート求人数の占める割合が高い状況で推移していると伺っております。
 また、同管内の新規高卒者の状況につきましては、就職希望者に対する内定率は前年同期比マイナス4.4パーセントの30.5パーセントにとどまっております。
 新得高校の状況につきましては、就職希望者が25名中、現在の内定者は15名、うち町内5名と聞いておりまして、3月末までには自家従事を含めてほぼ全員が就職可能とお伺いをいたしております。
 次に、緊急地域雇用対策事業につきましては、本町といたしましても実施上の条件をクリアしながら、制度の趣旨に沿って事業の実施に努めてまいりました。新年度におきましても2件の事業に取り組む予定であります。
 また、昨年度、本町独自の制度といたしまして3年間の時限立法で実施いたしました「雇用創出事業奨励金交付制度」は2年次を迎えておりますが、残念ながらいまだに適用企業はない状況にあります。必要条件は最小限に設定したわけでありますが、厳しい社会情勢の中、地元企業におきましても雇用調整があるのではないかと思っているところであります。
 今後とも商工会、土建協会等関係団体への説明や、あるいは広報を通じて積極的に啓発をしていきたいと考えているところであります。以上であります。
[斉藤敏雄町長 降壇]
◎湯浅亮議長 10番、廣山議員。
◎廣山輝男議員 1番目の地域自治組織の関係でありますが、これは今協議中でありますから、答申はいちおう合併するという前提のもとで、例えば一般制度もありというように承れるいわゆる答申の内容にも見えるのでありますが。
 私はこの文章というか最終答申を見たときに、これは合併するとかしないとかにかかわらず、こういったものの充実が今後はむしろ強めていく必要があるかなというようにいい意味でとらえております。合併しなかった場合はいわゆる広域連合等の提起もありますから、さまざまな選択肢は増えたなということはひとつあるんでありますが。
 私はまちづくりの場合、やはり町民の皆さんがほんとうに行政とともに、自分たちの問題はもとより社会的なさまざまな課題があるわけでありますから、そういったものが行政と一緒になって、いわゆる協働のまちづくりという視点になるわけでありますが、そういう視点に立てばむしろこういったものは今回まだ法定協に移っていないわけでありますが、そういったものも具体的に提起して町民の皆さんと議論し合うこともどうなのかなと。端的に予想されることは、今進めている協議会は2つの町が1つになるわけでありますから、例えば極端なことをいいますと、現実的にそうなるだろうと思いますが、2つの役場は1つになるわけであります。しかもどこかに役場を存置させなければならないわけであります。逆にいいますと、なくなる役場の地域も出てくるわけであります。今2つでやっていますから、1か所はなくなってくると。当然今、新得的なことで申し上げると、役場支所が屈足にあるように、そういった支所あるいは出張所等がこの役場の下に置かれてくるような組織形態というのがなんとなく見えてまいります。
 となりますと、町民の感情のほうからいいますと、今時点で申し上げるとやはり住民のサービスの低下等が懸念されてくるだろうと。こういうようなことが当然言えるわけでありますから、こういったものももちろんなくしていかなきゃならんわけでありますが。
 これからの町、今、国の予算等を見ますと、極めて危機的な状況でありますから、陰に陽に、この地方自治に対するさまざまな、単にお金の問題だけでなく、権限等も含めてかなりやりにくくなることは事実であります。
 しかし、地域にはそれぞれの住民が住んでおられるわけでありますから、そういったかたがたが仮にそうなっても、ならないようには望んでおりますが、なってもやはり地域が生き生きとしてまちづくりに参加して、地域の皆さんが一緒になって自分たちの生活も、あるいは地方自治も確立させていこうという総意と、もちろんそこには人づくりも必要でしょうが。そういった意味で、このことは積極的にひとつ提起してもいいのかなという視点で、私の問題提起に至っているわけであります。
 今後、町長の今の答弁でもありましたように、必要かどうかも含めまして検討させていただくというようなことも言っておりましたけれども、ひとつ積極的にこの問題の検討もお願いしておきたいと。
 2つ目の法定協議会の関係でありますが、私率直にダイジェスト版、住民の立場であったらとはちょっと失礼ですが、読ませていただきました。たいへん字が小さくて、私たち議員がもらっているのは、けっこう予算のシミュレーションなどを見ますとちゃんとした数字も載っておりますから、それをひも解いていくと以外と見えてくるんですが。これを町民の皆さんが率直に読んで、どれほど分かっていただいたのかと。合併するんだなというイメージはなんとなく分かってくると思うんです。
 しかし、わが町はどうなるんだろうと。俺はどうなるんだろうとか、私はどうなるんだろうとかいうようなことまで考えていくと、久しくこの問題が、ほんとうに作っていただいたことについてはたいへん感謝もするわけでありますが、必ずしも住民に理解されていくような内容かどうかというのは、ちょっと疑わざるを得ない。となりますと、これはしかたないわけです、文章ですからね。
 そうなりますと、私はやっぱり率直にさきほど1月末以降から町内会を通じながら、あるいは地域懇談会も含めまして話し合っていこうかなという町長の答弁もあります。
 ここは積極的にやっていかないと、もちろん法定協に移行する1つのめどは年度内と置きつつも、それは両町で決めるわけですから。あるいはこの議会でも議論されるわけですから。そのことが必ずしも100パーセントといわなくても、やはり十分にその辺の議論をしておかなければならないということだけは率直に、私のほうからも申し上げなければならないし、もっと創意工夫した、単に町内会長さんだけでなく、その町内会に入って役場自ら、理事者自ら入って議論し合うと。あるいは単に説明するということでなく、積極的に意見を吸い上げていくと。これは分からない文面はたくさんありますからね。
 そういったような対応を、この法定協議会に入る以前の段階での対応というか討論というか、住民との話し合いを深めていただければなということを強く申し上げておきたいなということです。
 それから雇用問題の関係です。1つ目の雇用創出、今新得町で作ったやつ、この2年間全く利用がないということで報告ありました。これはなかなか難しいんです。私自身も雇用問題、職安とも対応してまいりましたけれども。
 これは倒産だとか、いわゆる整理された段階で、この件の申請の段階では、「わが社は倒産いたしました、廃業いたしました」みたいなかたちで労働者は例えば整理されていくわけです。そういうようなひとつの証明が明確にあるわけです。
 ところが最近の状況はそうではないんです、残念ながら。円満解決みたいなかたちで自主退職というのがほとんどのかたちで、その整理書、職安に届けられる文章はなっていくわけであります。
 そうなりますと、ここの場合、新得町でせっかく2年前から作り上げました雇用創出交付金という制度はなんのお役にも立たないと。もちろんこれは受ける企業のほうでも、前の就職先は解雇というかたちには一切なっていないわけでありますから、もちろんこの雇用創出交付金の対象にはならないと。6か月間何万円とか、そういうのは具体的にできているわけでありますから。
 これをもう少し利用しやすいといったらオーバーですけれども、もっと改善の余地はないのかなということを具体的に、私は期限延長も含めてということで申し上げておりますが、そういったこともご検討願えないのかなということで1点申し上げておきます。
 それから高校生の就職状況、私もこの辺は把握しておりますが、必ずしも新得の高校は悪いわけではないということは伺っております。さきほど言ったように30パーセントと全体的にはなっているのに、新得高校だけは60パーセントも進んでいると。昨年は80パーセントいっているから、それから見ればマイナス20パーセントだから悪いんだけど。しかし、今年の場合は就職者が25名と多かったと。そういう中では確かに10名は今のところは未確定だと。しかし、3月までは努力すればなんとかなるのではないかというのは確かに現場の声でありますが。
 最近の状況はなかなか難しい状況はあります。せっかく希望しても会社の状況と、あるいは企業のいろんな取り組み方針もありますから、必ずしも就職できるかどうかというのは分かりません。
 そんなようなことで、私自身はここで新得高校生だけと限定するのはちょっとおかしいわけです。ほんとうは新得町から隣の高校に行っている、帯広の学校に行っている子どもたちもやっぱり新得の町民でありますから、私の質問は新得高校生だけに限っての質問ですからちょっと変かもしれませんが。
 しかし、せっかくここにある新得高校をより充実強化させる意味では、この新得高校に入学すれば100パーセントの就職状況があるぞということになりますと、これまた違うわけであります。
 そういった意味で、この支援策をより企業に、単なるピーアール連携だけでなく、もっとなんらかの方法はないのかなということについて、今いち町長のお考えを伺いたいと思います。
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
◎斉藤敏雄町長 お答えをいたします。まず地域自治組織の問題でありますが、これはさきほど答弁申し上げましたように、これから両町において協議されていく事項であります。
 そこで、現在までの鹿追町との任意の合併協議会の中での基本的な合併に向けて協議をするに当たっての大前提がございます。
 その1つは対等合併であると。2つ目には、今お話しのありました支所という認識ではなくて、あくまでも分庁舎方式というふうなことで、従前の本庁と支所との関係というイメージとはちょっと大きく違う状態の中で議論がなされているということをまず大前提としてご理解を賜りたいと考えております。そしてその急激な激変を避けていくんだと、こういう前提があるわけでありまして、そうした前提に立って今協議が進んでいるということであります。
 したがって、そうした状況の中で、その自治組織というものの必要性について、十分議論していく必要があると考えております。
 いずれにいたしましても、地域づくりというのは町民の皆さんがたの意見が反映されるものでなければならないと。それがただいまのようなかたちがいいのか、また、それぞれの町にそれぞれの住民の意見を反映していただく組織があるわけでありまして、そうしたこととの関連性もあるかなということも十分吟味しながら、今後の在り方についての検討を進めてまいりたいと考えております。
 それから、ただいまご指摘ありました現段階における町民向けのダイジェスト版というものを両町の全戸に配布をいたしたところであります。ご指摘ありますように、これはまだ総論の域を出ておりません。各論はまさにこれからであります。
 したがって、より具体的な町民の皆さんがたが一人ひとりの身に置き換えて判断できる資料というのは、今後の協議の進行に合わせて、あらためて作成をしていくという考え方を持っております。
 したがって現段階としては、今お示しいたしました総論の段階で町民の皆さんがたと協議、話し合いをしていくというふうになると考えております。
 また、今まちづくり推進協議会の各部会を開催いたしておりまして、その中でも合併に対するいろんな意見が非常に多く出ております。それだけ町民の皆さんがたの合併に対する認識というものも広く浸透してきたというふうに考えております。
 したがってそうした状況の中にあって、まず町内会長会議の中でご説明を申し上げながら、あらためて地域に出向いて、そうした話し合いの機会をつくっていくことといたしているしだいであります。
 次に、町独自の雇用制度の問題であります。実はこの雇用制度をつくった背景といたしましては、当時町内におきまして、何社かが残念ながら倒産の憂き目にあったと。その人たちをなんとか救済する方法がないかということで、実は制度化いたしたしだいであります。しかし、一定の条件がありますので、よってその条件にかなう雇用が必ずしも発生しなかったと。したがって、該当者がいなかったということであります。
 そうした経過を踏まえて、今後の在り方についてどうすべきがいいのかということについては、その制度そのものの見直しをなんとか実情に合うようなかたちでしていきたいと思っております。ただ、その際に奨励金として出すお金は全く町の単独事業でありますので、それはおのずと一定の限界があると考えておりますが、それにしてもやはりせっかくの制度が活きるようなかたちでどういう見直しが必要なのかということを十分検討させていただきたいと思っております。
◎湯浅亮議長 10番、廣山議員。
◎廣山輝男議員 合併問題についてさまざまな議論、今、任意協で協議中の部分もありますから今の段階ではやはり真しに町民皆さん、あるいは議会も含めてさまざまな課題について、可能な限りの課題も積み上げながら議論されていくことが最も望ましいのかなと思うわけでありますが。
 とにもかくにも、2つの町、あるいは3つの町が1つになるということだけを考えても大変なことでありますから、そういうことを考えますと、やはりやるべきことは極めてたくさんあるということであります。
 1番たいせつなことは、やはり住民に対してどう対応するのかという、一言で言えば理解と協力をいかに得られるのかということがポイントになるだろうと思います。
 そういったことで私たちもたいへん注視しているところでありますので、ぜひ今の視点の今後の地域自治組織の制度化とはいいませんが、そういった関係のご検討、あるいは今後の討論方法についても、今町長からのご答弁があることについて十分承りましたので、真しにひとつ取り組んでいただければとこのように思っております。
 それから、雇用問題の関係でありますが、たいへんこれはシビアなことです。必ずしも私が指摘したとおり、全く個人が辞める場合もほんとうの意味では今の時代あるわけではあります。
 しかし今、雇用問題、たいへん深刻な事態であるということになれば、地域の中で可能なことはなんなのかということも、やはり切磋琢磨しなければならない段階かなと、このように思います。単にこの雇用創出交付金の見直しというまでもなく、一定程度再考していかなきゃならんかなというような町長の今の事情に合わせてということも言われましたけれども、こういった問題もいま少し再検討させるようなことで進めていただければということで、最後にお願いを申し上げながら質問を終わりたいと思います。
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
◎斉藤敏雄町長 さきほどの答弁の中で、地元高校生の話もありましてちょっと答弁漏れをしたかと考えております。
 新得高校のお話しのように、私は進学にしても就職にしても、郡部校としてはほかに負けない非常にいい成績を出していると考えておりまして、そうした意味では先生がた、あるいは新得高校に通っておられる生徒の皆さんがたの日ごろの努力に、私は高い敬意を払っているところであります。
 おかげさまで、さきほども答弁いたしましたように、ほぼ就職の見通しがつきそうと、こういうことでとらえておりまして、やはりそういう就職に当たって、地元での就職開拓ということが必要であれば、これは当然高等学校のほうから私どものほうにそうしたお話しがあるわけでありまして、現段階としてはそういう見通しがあるので特別のそれはないようであります。 
 特に就職というのは、その子どもの将来の一生にかかわる話でありまして、また、どういうふうな職種を希望されるかとか、どこで働くかとか、そういういろいろな複雑な問題もございまして、よって私どもがその要請にこたえれるものについては、最大限努力をしていきたいと思っております。
 また、役場におきましても臨時職員でありますけれども、来年1名雇用を予定いたしているところであります。また、町独自の雇用制度の在り方、あるいはそうした地元企業への理解というふうなことも合わせて、私どもの立場からも努力をしていきたいと思っているところであります。

◎湯浅亮議長 暫時休憩いたします。11時10分までとさせていただきます。
                            (宣告 10時54分)
◎湯浅亮議長 休憩を解き、再開いたします。
                            (宣告 11時10分)

◎湯浅亮議長 8番、石本議員。
[石本洋議員 登壇]
◎石本洋議員
  1.トムラ登山学校レイク・インについて
 9月に1回休みましたら、長いこと休んでいる感じがいたします。久しぶりに登壇させていただきました。よろしくお願いします。トムラ登山学校レイク・インについて、2、3お伺いしたいと存じます。
 トムラ登山学校レイク・インは、登山学校等複合施設条例に基づきまして設置され、条例第2条の中で、名称と設置について決められております。ところが、宿泊部門としてトムラ登山学校レイク・インが規定されいるものだと思いますが、表面上、宿泊施設と見えないばかりか、温泉入浴施設であることが明確になっておりません。そして実態は立派な温泉入浴施設であります。
 この施設は登山学校と相まって本町の観光に大きく貢献していることは否めません。しかし、10年余に及ぶ不景気のあおりを受けて、業績も右肩下がりと聞いております。
 町は、その活性化策として総支配人を招へいしたり、休憩室を増設したり、従業員教育に力を入れたり、さまざまに努力をしております。そこで、休憩施設増設前と増設後において、客の入り込みにどのような変化があるのか。それが全体の収支にどのように好影響を与えているのかをお伺いいたします。
 また、名称に「登山学校」が入っていますので、これが温泉入浴施設であることが明確でなく、初めて見るかたは敬遠してしまうのであります。
 したがって、ずばり名称を「屈足温泉ホテル レイク・イン」と条例上も改め、積極的に売り込みを図ってはどうかと思います。
 現実にはそのような名称を使っている場面も見受けられますが、それはあくまでも便宜的なものであり、正々堂々たるものではありません。上記条例で不適当であれば、別に新たに条例を作ってみるということも検討してはどうかと思います。
 補助を受けた事業だからできないといえばそれまでですが、補助機関と十分すり合わせをするなど、可能性を見つける努力をすることも必要だと思います。
 両者のニーズは変化していくものであり、経営者は常にニーズの変化をキャッチする必要があり、努力すべきであります。せっかく美しいダム、ガンケに面しており、パークゴルフ場、カヌーなど環境面では優れたものを持っております。そのインフラにおぼれることなく、新規に観光客を引きつけるためにも、ホテル独自のイベントを企画することを推奨し、または指導することはできないでしょうか。町長のお考えをお伺いいたします。
[石本洋議員 降壇]
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
[斉藤敏雄町長 登壇]
◎斉藤敏雄町長 トムラ登山学校レイク・インにつきましては、開設以来13年を経過しようといたしております。ご承知のように全国で初めての温泉宿泊施設を併設した町立登山研修施設として注目を集めた施設ではありますが、運営面におきましては常に課題を抱えていた施設でもあります。これらを克服すべくクライミングタワーやパークゴルフ場など関連施設の整備を行ってきたところであります。
 また、施設の健全運営を目指し、各種企画をもって営業活動を進めてまいりましたが、近年景気低迷の影響もあって、利用者数は前年を割り込む状況が続く事態となっております。
 収支のバランスを保つため、経常経費の節減にも取り組んでまいりましたが、抜本的な改善には至っておらず、関係の皆様にはご心労を煩わしている状況であります。
 平成13年には、日帰り入浴客のための休憩施設の増築を行いまして、日帰り客の増加と集客向上を図ったところであります。入り込み数の変化につきましては、増築前、前年比10パーセント近くの減少を見ておりましたが、この休憩施設を造った12年度と比較をいたしまして、増築後は933人、1.3パーセント増、平成14年度は5千45人、7.2パーセント増と回復してきておりまして、これが直接的にその増築効果といえるかどうかはちょっと置くといたしまして、そうした効果はあったものと考えているところであります。
 しかしながら、宿泊を含めた全体の収支状況といたしましては、依然として厳しいものがありまして、特に本年度は上半期において前年売り上げを大幅に下回っているところであります。
 本年9月、前社長の退任によりまして新体制がスタートいたしましたが、外部からの専門家を招きまして人材育成、また、経営改善に着手したところでありまして、従業員の意識改革、適材適所への配置換えなどを行いまして、新体制移行後3か月を経過いたしました現在、その改善効果が徐々にではありますが表れ始めてきております。
 今後も改善の努力を重ねまして、利用者に親しまれる施設、喜ばれる施設、また来たくなる施設を目指し、従業員一丸となって努力するよう指示いたしているところであります。
 ご提案のありました施設の名称変更についてでありますが、地元では定着している名称であっても、一般のかたには分かりづらい名称であるとのご指摘も受けているところであります。すでに、会社内部・取締役会においても、経営改善の一環として検討いたしておりまして、親しまれる名称に、例えば「くったり温泉 レイク・イン」などが候補に上がっております。
 したがって、ただいま石本議員提案の条例改正を含めて、より親しまれる名称の在り方について、十分検討してみたいというふうに考えております。
 次に、独自のイベントを企画できないかとのお尋ねでありますが、現在、会社主催のパークゴルフ大会を年2回、町内の各種イベントに宿泊券や入浴券の提供などで協賛もいたしております。
 また、本年春の梅園まつりにおきましては、観光協会とタイアップいたしまして、帯広方面からの会員バスを企画いたしまして、レイク・インに誘導したわけでありますが、人員体制の問題も含めて、十分な取り組みができなかった状況もありますので、今後集客のための企画をどうしていったらいいかというふうなことを検討していきたいと考えているところであります。
[斉藤敏雄町長 降壇]
◎湯浅亮議長 8番、石本議員。
◎石本洋議員 だいたい質問の趣旨に十分お答えをしていただいたなという感じがするわけですが、問題は要するに実行力があるかないかの問題で、名称の関係も早急にやっていただかないと、今インターネットの時代ですから、インターネットにどんどん流すという場合に、ここは温泉ですよということが中心になって把握されないと、登山学校ということでインターネットを引けば、それはいいんですけれども、温泉ホテルですよということで引くとなると、なかなか出てこないということにもなりかねないんですね。そういうことで早急にやっていただきたいなと、こう思うわけなんですが。
 関連していろいろなことを少しお話しさせていただきますと、例えば看板なんですよね。たいへんユニークな看板だと私は思います、道道沿いのね。あの看板だって、できれば早く「屈足温泉ホテル レイク・イン」というふうにしてもらいたいところだけれども、たいへん見づらいということですよね。
 同時に、ピーアールが不足というのはもう1つ大きな面で、こちらの道道です、屈足から鹿追に行く道道のね、あそこに屈足の東1線道路ですか、あれをずっと真っすぐ行くと必ず温泉に着いちゃうわけです。ちょっと向こうに行ったら枝道はありますけれども、言ってみればそういうことです。
 あそこの入り口にやっぱり「屈足温泉ホテル レイク・イン」といったような看板を大きく出して、併せてパークゴルフ場もあるよとか、カヌーの遊び場もあるよとか、開発の公園もあるよとかいうのがピーアールできると効果抜群なわけですが、あの肝心なところに看板がないんですよね。ですから、こういう名称問題を解決して速やかにあそこに看板をつけて利用できるようにしていただきたいなと、こう思うわけです。
 それから、総支配人がおいでになりました。できればこういう時代ですから、女性支配人をおいて柔らかい感じでやると。だけれども今いる女性を教育していると時間と金がかかりますので、どこかから引っ張ってきて、町長さんもたいへん美ぼうなかたですから、どこかに行ってひとつ引っ張ってきてもらいたいなと。能力に優れた女性を持ってきて支配人に据えると。できれば常時和服姿でお客さんを迎えるといったような柔らかいホテルにしていただきたいと。要するに登山の姿の人が動き回っているのではなくて、和服姿の女性も支配人としておくと。そして一杯飲んだりなんかするときにあいさつに行くというのも大事なことだなと、こう思うわけですね。
 それから増設部分がなんとなく入りづらいんですよね。あそこのところで履き物をいったん脱いで入っていかなきゃならんのね。だけどそのまま履き物を脱がないでもすっと入っていけるといいわけですし。
 それからだいたいあれを建てるときからの問題点なんですが、北側には灯り取りがあるのかもしれないけれども、南側のほうはないと。あそこの南側のほうをもう少し大きいスペースで窓を開ければ、あそこに中庭を造ることができて、ゆったりとした気持ちでビールも飲めると、こういうことになるんですが、残念ながら大事なところをふさいじゃっているんですね。だから非常にあれが残念だなと今でも思っているわけです。
 それと同時に、食事がまだおいしくないっていうんですよ。私もいろいろな団体の責任者をやっているものですから、「今年は総会どこでやる」とこういうと、まずやっぱり私としては「レイク・インでやろうや」とこうなるんですが、その中から「食事がおいしくない」とこう言われるんですよ。そう言われますと、「そんなもの個人差だ」と、こう言ってはねのけるわけにはいかないんですよね。それじゃおいしいところはどこだと、こういうことになって別のところに行くと。まあ、うちの町内会と、それから自衛隊父兄会の関係はそこを使うことにしましたから、だいたいいいかなとこう思っているわけですが。できるだけおいしいものを出してくれなかったら、今度僕が突き上げられますので、よろしくお願いしたいなと思うんですね。
 それから、せっかくの開発の公園があるわけですよね。あれが紅葉の時期はたいへんきれいですし、普段もたいへん青い芝でいいんですが、あそこをできるだけ通ってみるんですが、あまり使われていないというのが残念なので。
 それとさきほどのイベントとのつながりがあると。十勝川の大平原ですと、アドバルーンでしたか、気球ですか、ありますね。あれを真似すれとは言わないんですが、ああいうような独自の催しというのを考えられないか。あるいはあの辺に敷地があれば、何かの花、たぶんあそこも5月、6月ごろはお客さんもあまり来ないんじゃないかと思うんですよね。だからその時期に集客が図られるような花の季節をつくるとか、そういったようなことがあってもいいんじゃなかろうかと、このように思っております。
 いろいろと名称に絡んであれこれ言いますのでたいへん申し訳ないんですが、よろしくお願いします。
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
◎斉藤敏雄町長 今、かなり微に至り細に至りのご質問でありまして、まず基本的には私どもも登山学校レイク・インの名称については、やはりなんらかの見直しをしないといけないという判断に至っております。
 したがいまして、中身の整理をして平成16年の当初の議会で改正案が提案できるように検討していきたいというふうに考えます。
 それに当たっては、いろいろな手続き上の問題といいましょうか、そういうようなことも残っておりますので、そうしたことも含めて十分検討しながら、もっと親しまれやすい、そして利用されやすい在り方というものを考えていく必要があると思っております。
 ただ、登山学校等の複合施設というふうな、これを造ったときの経過がございまして、内容的にはそういう目的を損ねないようにしながら、条例の名称そのものを変えていくというふうなことを検討してはどうかというふうに思っております。
 したがいまして、それに附随して看板ですとか、あるいはパンフレットですか、その他もろもろが見直しをしていかなければならなくなるわけでありまして、そうした名称の変更と並行しながら、そうしたものの見直しをしていきたいと考えております。
 また、現在総支配人を入れてレイク・インの運営全般、あるいは施設の問題点も含めて全体的に今見直しを進める努力をしていただいております。したがってそういうふうなものがまとまり次第、できるところから1つ1つ点検をして施設の整備も進めていかざるを得ないというふうに考えております。
 また、和服を着た女性支配人と、これは非常にいいイメージでありまして、できればそれも1つの方法だと思いますけれども、現段階では今新たな総支配人が配置されたばかりでありまして、今後そうした現在の総支配人のもとで、いろいろな見直しを進めながら将来的にただいまご提案のようなことが考えられるかどうかは今後の課題にしていきたいと考えております。
 また、お風呂に至るげた箱の配置の場所が悪いという苦情は私どもも聞いております。したがってその辺も改善していかなければならないと思っております。
 また、食事の問題につきましても、かつてはそういうふうな苦情も聞かなかったわけではないんですけれども、最近はかなりそうした面も改善させております。私も最近あった会合の折りにも食事をいたしたわけでありますが、非常に従前と大きく変わってきたなというふうに見ております。
 やはりああいう施設での食事がまずいということは、これは致命的な問題でありますので、したがって、調理長が工夫に工夫を重ねて、多くのかたがたに満足していただけるような食事の提供と、これはどうしてもしていかなければならないと思っているところであります。
 また、開発のところの公園という問題でありますけれども、これは開発の施設でありますので、そこを利用する際にどういう制限があるのか、課題もあるのではないかと思っております。よって、公園の利用の在り方なんかも幅広く検討してみたいと思っております。
 また、屈足市街地に至るまでの間の道道に、新たな看板の設置ということでありますので、これについてもできるだけ集客増につながるような、そういう看板の設置についても併せて検討していきたいと思っております。
 いずれにいたしましても、レイク・イン全体が、従前から大きく衣替えをしていくと、あるいは様変わりをしていくというふうな状態をなるべく早くつくっていくことが、私は大切なことではないかと思っておりますので、十分質問の趣旨を踏まえながら検討してみたいというふうに思っております。
◎湯浅亮議長 8番、石本議員。
◎石本洋議員 だいたい今の町長さんのご答弁で私もいちおう満足しているわけです。ありがとうございます。それで最後にもう1つだけできる回数があるものですから、ちょっとお話しをしたいんですが。
 登山学校の中には身障者用のトイレがちゃんとありますよね。だけれども、あそこは駐車場がだいぶん整理されてよくなったんだけれども、身障者用のところの駐車場というのは、あまり見当たらないんでね。少しやっぱり、新得町は福祉の町と、バリアフリーの町だということであれば、そういう点もご考慮いただきたいなとこう思います。以上です。
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
◎斉藤敏雄町長 ご承知のように駐車場もかなり広く整備をいたしました。その際に身障者用の駐車場の表示がなかったということのようでありまして、それらについても再整備できるようにしていきたいというふうに思います。

◎湯浅亮議長 13番、青柳議員。
[青柳茂行議員 登壇]
◎青柳茂行議員
  1.自衛隊のイラク派兵問題に対する町長の所信について
 3項目について質問をしたいと思います。
 第1問目でありますけれども、自衛隊のイラク派兵問題に対する町長の所信についてお尋ねいたします。
 政府は9日、安全保障会議と臨時閣議を開き、戦後初の戦場への地上軍派兵となる自衛隊イラク派兵の基本計画を決定しました。イラク問題を解決するためには、イラク国民の意志を尊重した復興のために、国際社会の道理に立った努力が強く求められています。
 ところが、小泉内閣は米国から求められるままイラクへの千人を超える自衛隊派兵を強行しようとしています。これは、イラク国民にとっても日本国民にとっても、取り返しのつかない災いをもたらす最悪の選択であると考えます。
 既に米英軍兵士の死者は500人近くを数え、11月29日には、日本人外交官2人が殺害され、尊い命を失うという最悪の事態を招いております。さらに万を超えるイラクの民間人が殺されていることは、極めて重大といわなければなりません。
 イラク問題の道理ある打開の方向は、1日も早く米英軍主導の占領支配をやめ、国連中心の枠組みによる人道復興支援に切り替えること、イラク国民に速やかに主権を返還し、米英軍を撤退させることこそが、道理ある解決する道筋であり、国際社会にもこの方向での解決を強く願っています。
 今、日本に求められているのは、そのための自主的な外交努力であります。ところが、小泉内閣はこうした努力はいっさい行わず、テロにひるんではならないと、ひたすら自衛隊の派兵に固執する態度をいっそう強くしております。
 確かに、無差別に民間人を殺傷するテロが許されるわけはありません。しかし、イラクでのテロと暴力がまんえんする事態をつくりだしているのは、ほかならぬ無法な侵略戦争と不法な占領支配にあるのではないでしょうか。
 最近の情勢で特徴的なのは、1つにはイラク戦争に大義がないことがいっそう明らかになり、政府が自衛隊のイラク派兵の理由としたことが、ことごとく破綻しています。
 最初にイラク戦争を支持した大量破壊兵器は、戦争から9か月もたった今も見つから
ず、そのことを自衛隊派兵の理由にすることはできなくなっております。
 防衛庁長官に至っては、自衛隊派兵を石油資源確保に結び付け、イラク国民の怒りも呼んでおります。
 62年前の太平洋戦争開戦の理由に挙げたのも、南方資源確保などの同じ論法であったことも忘れてはならないことだと思います。イラク戦争と占領支配に大義がなく、自衛隊の派兵には正当性がない以上、小泉内閣が持ち出すどんな口実も説得力を持たないものばかりであります。
 2つ目には、イラクへの自衛隊派兵が、戦争はしない、軍隊は持たないと決めた憲法9条を正面から踏みにじる暴挙であることは、今やだれの目にも明らかであり、圧倒的な国民がこれほど愚かな選択に反対するのも当然であります。
 このままイラク派兵を強行するなら、日本の軍隊が戦後初めて他国の領土で他国民を殺害するという、恐ろしい道に日本を引き込むことになり、戦後初めて自衛官から戦死者を出すという事態に道を開くことになります。
 しかも派兵を予定されているのは、陸上自衛隊第2師団、帯広の第5師団とも予定されております。この新得町にも自衛隊員を家族に持つご家庭や、身近な親戚などに自衛隊員を持つご家庭が数多くいらっしゃると思います。
 町民の尊い命を守るという立場から、あるいは日本の平和を守るという立場から、町長の所信と、さらに、ぜひとも政府に対してイラク派兵をやめるよう、その意思を伝えていただきたいと思います。その点を第1点目にお伺いいたします。
 
  2.雇用・能力開発機構助成金制度活用による宿泊研修の積極化を
 第2問目でありますけれども、雇用・能力開発機構助成金制度活用による宿泊研修での積極化をであります。
 現在、建設会社などにおいて、安全衛生法に基づいて職員に対する研修教育というものが義務付けられております。その1つに職長教育というものがありますが、しかし、この職員研修というものが、帯広労働基準監督署の担当者の話によりますと、大手の会社については一般的に行われているようですが、第1次、第2次の下請け会社になるとほとんど行われていない。そこで現在、積極的に職長教育も含めての研修安全教育を図るよう指導を強めているところだというお話しを伺いました。
 この職長教育というのは、雇用・能力開発機構助成金制度を活用して実施できるということがあります。つまり、研修に必要な会場料、講師料、教材費などすべて助成されるということであります。その申し込みは、雇用・能力開発機構北海道センターでありますけれども。
 そこで提案でありますけれども、労働基準監督署が話しているように、これまであまりこの研修が積極的に行われていない1つの理由として、プログラムの作成方法など、それを進めるためのノウハウを1つ1つの会社にとってみれば、十分に把握しきれていないところに原因があるようであります。
 そこで、例えばレイク・インなどの地元の宿泊施設の職員研修についてのプログラムなどの作成、つまりノウハウをしっかりつかんでいただいて、そのことをダイレクトメールなどで十勝管内、あるいは管外の建設会社に送付する。会社独自でこの研修をやるということになりますと、自前で資金を負担しないと実施できないということを考えると、助成制度を活用してでの研修なら参加してみるかということになるのではないでしょうか。研修時期については、例年の3月から5月ごろが一番いい時期だと伺っております。
 地元の宿泊施設での企業努力としての宿泊研修を位置付けることによって、宿泊客そのものを増やせる可能性が出てくるのではないかと思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。
 
  3.児童デイサービス「たまて箱」に中学生の通所を
 第3問目でありますけれども、児童デイサービス「たまて箱」に、中学生の通所をという点であります。
 11月初旬に文教福祉常任委員会として、町内の所管調査として各幼稚園、保育園、小中学校、さらには各福祉施設を回り、いっしょうけんめいお仕事をなさっている様子とさまざまな要望事項も伺ってきたわけでありますけれども。
 その1つの児童デイサービス「たまて箱」の施設の実態についてでありますけれども、現在、支援費制度に基づいて運営されているわけでありますが、この支援費制度に該当されているのは小学生が対象となっております。中学生は対象となっておりません。そのことから、通所希望者の中学生が通所できなくて困っているという実態があります。
 また、現在通っている小学生についても、来年の春には中学生になるお子さんもおります。このことは町としても十分に対応を考えなければならない問題だと思うわけでありますけれども、だれしもが安心して暮らせるまちづくりという観点からも、児童デイサービス施設に中学生も通える環境づくりというものを、ぜひ進めていただきたいことを要望いたしまして質問といたします。
[青柳茂行議員 降壇]
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
[斉藤敏雄町長 登壇]
◎斉藤敏雄町長 お答えをいたします。
 自衛隊のイラク派遣につきましては、政府は去る9日、イラク復興支援特別措置法に基づいて自衛隊を派遣する基本計画を正式決定したところであります。
 自衛隊はイラク南部のサマワ周辺で医療、給水、学校等の公共施設の復旧・整備などの人道復興支援活動と、国連加盟国の活動支援のため安全確保支援活動を実施するとのことであります。
 報道によりますと、現地ではテロが依然として続発いたしておりまして、現状ではテロなどに対する安全確保は難しく、この派遣につきましては、国民の相当数が反対という世論がある中でありまして、国民の十分な理解を得たうえで派遣すべきと考えております。
 今日、国際社会にありまして、わが国におきましても、イラクの人々が必要とする復興支援や人道支援に貢献していくことは必要なことと考えております。
 いずれにいたしましても、イラクをはじめ中東地域に平和がもたらされることが第一でありまして、現在おかれている状況の中では、派遣には慎重にも慎重を期すべきでありまして、私個人といたしましては、治安状況が相当混乱している中での派遣は反対であります。
 また、政府に対する意見反映でありますが、別途議会のほうでも意見案の提案を予定しているようでありますので、そうしたことと連動して対応していきたいというふうに思っております。
 次に、レイク・インが、雇用・能力開発機構の助成制度の利用による宿泊施設の集客増につないではどうかとの質問であります。
 雇用・能力開発機構の助成制度につきましては、調査をいたしましたところ、助成の対象となる研修の実施主体はあくまでも企業・事業体であり、企業・事業体が直接実施するか、または中小企業大学校などの公共職業能力開発施設に委託して行うことが条件となっているようであります。
 また、直接実施、委託実施にいたしましても、企業・事業体が事業内職業能力開発計画の作成と職業能力開発推進者の選任が必要でありまして、したがって、レイク・インが研修事業の実施主体とはなり得ないものと考えております。
 ただ、営業活動の一環といたしまして、助成対象となり得るプログラム例を作成し、講師のあっせん等を含め研修会場としてレイク・インを利用していただくよう企業・事業者に提案することは可能と考えております。この場合、かなり専門性も必要といたしますので、十分研究させていただきたいと考えております。
 いずれにいたしましても、レイク・インの経営改善に心していただいた提案と受け止め、早急に検討を始めたいと思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
 次に、3点目の児童デイサービスについてお答えいたします。
 障害者の福祉サービスにつきましては、これまで行政がサービスの提供者を決める措置制度でございました。これが、本年4月に制度が改正されまして、障害者自らがサービスを選択し、サービス提供者と対等な立場で契約を締結してサービスを利用する支援費制度に変更になったわけであります。
 そこでご質問にございました児童デイサービスにつきましては、支援費制度のサービスの1つでございます。現在、小学生が4名利用いたしておりますが、現行の国の制度では、利用者は幼児、小学生に限られておりまして、中学生は支援費の対象外となっております。
 したがいまして、町の単独事業になりますが、障害者福祉の充実及び子育て支援の立場から、新年度で中学生の受け入れを検討していきたいと考えております。
[斉藤敏雄町長 降壇]
◎湯浅亮議長 13番、青柳議員。
◎青柳茂行議員 再度お伺いしたいと思います。イラクへの自衛隊派兵問題についてでありますけれども、イラク特措法の基本というのは、戦闘地域には行かないというのが基本になっております。しかし、町長もおっしゃったように、非常にイラク全土が危険な地帯になっていると。にもかかわらず小泉首相は、自衛隊を派兵するということを強硬に述べているわけですけれども、今朝の北海道新聞の社説には、このように書いております。
 冒頭から「小泉純一郎という人物が首相という地位にふさわしいのか、それこそを議論すべきではないのか。自衛隊をイラクに派兵する日本にとって非常の事態を決定しながら、なお、まともに語ろうとしない。衆参両院の委員会で行われた派遣基本計画の審査でも、首相と野党の質問者との間には、あまりにも隔たりがあった。さらに国会が閉会中のため開かれた委員会は、航空自衛隊の先遣隊派遣が迫る中で、国民説得の最後の機会だったはずだ。首相はそれを無駄にした」ということで、かなり痛烈に小泉首相への施政問題についても批判をしているわけであります。
 そこで今のイラクの現実問題なんですけれども、今イラクの南方地域、サマワ地域といわれていますけれども、この地域も含めてイラク全土がどのようになっているかといいますと、1つは今回のアメリカ軍の攻撃によって相当数の劣化ウラン弾というのが使われております。それでこれは11、12年前の湾岸戦争のときにも使われておりまして、これは放射線ですね、強力な放射線を空中にばらまくという非常に危険な爆弾なんですね。それでこの後遺症が非常に根強く残っていて、ガンだとか白血病だとか、それから生まれてくる赤ん坊にも、写真ではとても、なかなか見られないような奇形児がたくさん生まれているという現象があります。これは既に10年前の湾岸戦争によってその後遺症というのが残っているわけですね。
 今回も自衛隊が派遣されようとしているサマワ地域もこの放射線の汚染地帯に今なっているわけですね。それで現実に湾岸戦争の中でも、米軍の中に非常にガンだとか白血病が増えているというような事態も起こっております。
 ですから当然のごとく、今回のイラク戦争におかれてもこの劣化ウラン弾が相当使われておりまして、当然戦車をぶち抜いてその残がいが残っているわけですけれども、そういうところからほんとうに200倍、300倍といわれている放射線が出されております。
 そういう戦後処理に、もし自衛隊がその現場に行くということになりますと、当然被爆の危険性は十分あるわけですね。そうすると、じかに銃撃戦にならなくても当然自衛隊員の健康問題にもかなり影響が出るということが予想されるわけですよね。そういう意味で、そういう問題が1つあります。
 それから現実には、イラクの国民にとってみれば水道だとか、あるいは食料だとか、医薬品関係、それから今、冬に入っていますからガソリン関係、灯油関係ですよね、こういうものが非常に深刻な事態になっているということです。
 こういう状況の中で、今の米英を中心とした占領に対するイラクの国民感情というのは非常に強いという状況の中で、果たして自衛隊が派遣されれば、当然米軍と一緒の占領軍とみなされて攻撃の的になる危険性は十分にあるといわなければならないと思うわけですね。
 こういう状況の中で、ほんとうに自衛隊を派兵していいのかどうなのかということが、さきほども質問したように多くの国民から反対されているということがあると思います。
 そういう意味で町長は、個人的には反対だという表明をしたわけですけれども、さらに世論を高めていくという点でも、やはりもう一歩意志を伝えるというような、さきほども検討されているという点もありましたけれども、その辺をさらにお願いしたいなというふうに思います。
 それからもう1つは、雇用・能力開発機構の点についてでありますけれども、町長答弁にあったように、この研修制度というのは行政がやるものではないんですよね。それははっきりした話なんです。それで企業独自がやるべきことであって、研修そのものについては行政がタッチする性格のものではないんですけれども。
 要するところ、さきほどもお話ししたように、企業そのものが実施するという点で、非常にノウハウをつかんでいないということがありまして、非常に遅れているという面があるんですね。
 それでさきほども石本議員が質問していましたけれども、例えばレイク・インですね、例えばですけれども、そういうところの企業努力といいますか、営業目的としてこういうことが検討し研究されて増客を見込むような方法がされないのかどうなのかということなんですね。その辺を検討するということでありますから、いっそう検討していただきたいと思うんです。
 それでちょうど3月と5月の間というのは、いわゆる建設労働者が冬場ですから、仕事の全くないような時期でありますから、そういう時期にやるとなかなか効果的だという点でもあるようであります。その辺をぜひ検討していただきたいと思います。
 それからデイサービスの中学生の入所問題ですけれでも、これは現実に今、小学生の中で来年の春には中学生になる子もいるということであります。実際に切実な問題でありますので、聞くところによると人数もあまり多くないし、予算を計上するに当たっても、それほど多くの予算をとる必要はないのではないかというふうに予想できますので、ぜひ検討していただきたいなというふうに思います。
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
◎斉藤敏雄町長 お答えをいたします。青柳議員ご指摘のとおり、イラク特措法の関係につきましては、まさに非戦闘地域への派遣と、これは明確になっていると考えております。
 そこで、自衛隊が派遣される南部のサマワ地域が戦闘地域か非戦闘地域かは、私は判断する立場にはございません。しかし、現実は非常に混乱しているということだけは明白だと考えております。
 したがって、そういう地域への派遣については、私は個人の立場といたしましては反対であると、こういうふうに申し上げたつもりであります。
 いずれにいたしましても、国は非常に大きな、しかも大事な問題でありますので、国民に対して納得のできるような十分な説明というものをしていく責任があるのではないかと、そのように考えております。
 劣化ウラン等の話もございました。それはやはり派遣する以上は、国が総合的に全ての面において、安全対策というものを十分に講じたうえでやられるべきことではないかと、そのように思っているところであります。
 それから、雇用能力開発機構の問題であります。これにつきましては、制度そのものは基本的には事業内訓練といいましょうか、企業内訓練といいましょうか、そういうふうなかたちで実施されたものに対して一定の支援制度をしようと、こういうことであります。
 したがって、レイク・イン側が仮にそういうノウハウを身に付けたとして、レイク・インとしてやれるかどうかという問題が残るような気がいたします。
 よってこれは1つの制度でありますので、制度の趣旨に反する利用のしかたはできないわけでありますので、その中身が実際はどうなのかということをよく研究させていただきたいと。そのうえで、その可能性があるとすれば、どういう方法でやればいいかということを検討してはどうかと思っているところであります。
 また、支援費制度の問題であります。本来ですと、小学生の延長線上で中学生についても、国がやっぱり支援すべきではないかと、私は個人的にはそう思っております。
 小学校を卒業した段階でその適用を受けられないわけであります。しかし、制度として存在しないわけでありますので、町として、ある意味では特別に中学生についても考えていきたいと、そういう考え方でありますので、ひとつご理解を賜りたいと思っているところであります。
◎湯浅亮議長 13番、青柳議員。
◎青柳茂行議員 イラク問題については、町長の姿勢そのものは理解できたと思うんですけれども、さきほど読み上げた社説にも、戦争状態の国に一方的に加担した自衛隊を派遣すれば、戦闘に直接に参加しなくても戦争の当事者だと、正当防衛は成立しないというふうに道新もうたっているんですね。だからかなりマスコミ関係、それから一般の国民についても相当自衛隊派遣に対する懸念はあると思います。そういう意味では、やはり自治体も声を上げていくという点で、その先頭に町長もぜひなっていただきたいというふうに考えております。
 それからもう1つは、雇用能力の研修につきましては、実は私はこの話は地元の建設会社の職員にヒントを聞いたわけです。かなり詳しく理解しておりまして、実際に地元の企業の中でもこれを実施しているところがあるんですよね。
 それでこれをやることによって、特に職員といいますか、労働者の意識がほんとうに変わったと。仕事も非常にきれいに速くできるようになったということと。それから、なによりの成果が、労災事故、これが長年にわたってほとんど皆無だというんですね。それで私も初めて分かったんですけれども、労災保険というのは事故がなかったら労災保険料、それが安くなるという内容だったんですね。車の保険と同じようにですね。それで1,000万円を超える保険料を払っていたんだけれども、1,000万円以下になったということで、非常に経営的にもいいという成果が出ているということなんですね。
 ですから、これはぜひ地元の業者にもほんとうに知っていただきたいなと思いますし、その辺の研究・検討をぜひ進めていただきたいと思います。
 それからデイサービスにつきましては、ぜひ実践できるようにお願いしたいと思います。
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
◎斉藤敏雄町長 お答えをいたします。1点目のイラクの問題につきましては、私さきほどから答弁しておりますとおり、私自身の基本的な考え方と、それからもう1つは、やはり国に対する、自治体の長としての意見反映というものを考えていきたいと思っております。
 2点目の事業内訓練の問題でありますけれども、これがただいまお話しありましたようなかたちで、レイク・インのような施設の中でそれが実施できるとすれば、ご指摘のとおりレイク・インの運営にとっても非常にすばらしいことではないかと。その結果としてそういう事業体の労働災害というものを大きく防いでいけると、まさに一石二鳥だと考えます。
 したがって、その可能性につきましては、ぜひ十分に検討させていただきたいと思っております。
 また、中学生のデイサービスの問題につきましては、新年度の予算に反映していきたいというふうに考えております。

◎湯浅亮議長 暫時休憩いたします。13時から再開とさせていただきます。
                            (宣告 12時06分)
◎湯浅亮議長 休憩を解き、再開いたします。
                            (宣告 13時00分)

◎湯浅亮議長 1番、川見議員。
[川見久雄議員 登壇]
◎川見久雄議員
  1.第3セクター企業の経営改善と合併について
 さきほど、どなたか1回休んだだけで久しぶりというようなお話しがございました。私もこの演壇に立って、ほんとうに久しぶりだなとの思いをかみしめております。振り返ってみますと、4年前にたいへん荷の重い肩書きを仰せつかりまして、先輩議員からも「あんまりしゃべるなよ」と。忠告なのか、脅迫なのか分かりませんけれども、それ以来黙りを決め込んでおりました。
 このたび、その重しから開放され自由の身となりまして、初心に返りぼちぼちと焦らず力まずがんばっていきたいと思いますので、どうぞひとつよろしくお願いをいたします。
 今回は、第3セクター企業の経営改善、ちょっと抜けてしまいましたけれども、第3セクター企業の経営改善と合併についてということでお尋ねをいたしたいと思います。
 今、地方公共団体、とりわけ規模の小さな町村において、共通にして最大の課題、市町村合併問題一色に塗りつぶされているといっても過言ではない、そんな状況下にあるかと思います。
 本町も隣町鹿追町との合併に向けて任意協議会を立ち上げ、両町に共通する事務事業の膨大な事項の調整を中心に、精力的に作業が進められているものと考えます。
 しかし、ここでは検討・協議の対象とならないものもあるのではないか。その1つに第3セクターが挙げられるかと思います。鹿追町にはそのような企業はないようですが、私は当該町としてこの際、3セク方式の企業の経営について見直しをかけ、改善できるものは改善し、新しい町民にもすんなりと受け入れられる、理解されるようなかたちで新町に引き渡すべきではないか。そんな責任があるような気がしてならないし、できるならば、その責任を果たすべく努めなければと考えるものです。
 現在、本町には4つの3セク方式の株式会社があります。農業にかかわる会社では既に新しい経営の方向性が打ち出され、近く実行の運びとのことで、ここでは除くとして、同業種と思われる2社、すなわち新得観光振興公社とトムラ登山学校レイク・インについて取り上げてみたいと思います。
 ご承知のとおり、前者は昭和40年から営業していたものを引き継ぎ、昭和51年の設立で資本金は現在、町全額出資で1,000万円、後者は平成3年に設立、資本金は1,125万円、うち町の出資は600万円となっております。
 両者とも最近の状況は、営業収入で5期前の平成9年度と比較しますと、前者で3,000万円、13.4パーセント、後者で3,700万円、16.5パーセントといずれも減少しております。
 日ごろの努力もいかんせん、長引く景気の低迷は本町ばかりでなく、全国的にも観光離れを来し、軒並み苦しい、厳しい経営環境下にあり、今こそ経営基盤の安定強化に全力を注がなければなりません。
 そんな中にあって、最近両者とも経験豊富な専門家を支配人に迎え、営業全般にわたり問題点を洗い出し、その改善の対策を講じ営業成績の向上を図るべく努めておられるものと思っておりますし、さきほどの答弁では徐々に成果も出てきているとのことでありますが、もっと顕著な効果に期待をいたしているものでもあります。
 同時に、今取り組んでおられるソフト面の改善もたいへん大事なことではありますが、この機会に組織の大枠にもメスを入れ、改革していくことも必要ではないかと考えるものです。
 実はお気付きかもしれませんが、この件で質問させていただくのは初めてではありません。1年生議員のときですから4、5年たったでしょうか。その時の記憶を思い起こしてみますと、確かレイク・インの関係で議員株主の是非、運営推進会という組織の必要性、登山学校部門の廃止などで最後にこの2社の合併を視野に入れ、その前段の作業として個人株主から株式の買収を進めていくべきと提言したように思います。
 その時のご答弁として、相手のある問題も多く、じっくり時間をかけて検討していくといったところだったかと思います。当時と比べ運営推進会はなくなったものの、そのほかについてその後どのように検討されてきたのか。残念ながら外にはいっこうに変化の跡が見えてまいりません。
 ここであらためて登山学校研修部門の継続か廃止か。また、いろいろなメリットが期待できる2社の合併について、どのように考え、どのように取り組もうとされているのか、まずその辺からお伺いをいたしたいと思います。よろしくお願いします。
[川見久雄議員 降壇]
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
[斉藤敏雄町長 登壇]
◎斉藤敏雄町長 お答えをいたします。
 第3セクターであります株式会社トムラ登山学校レイク・インにおける研修部門の見直しと、株式会社新得観光振興公社との経営一体化、つまり合併についてのご質問であります。
 登山学校等複合施設の開設に当たって、業務委託の受け皿といたしまして地域からの出資も得て、株式会社トムラ登山学校レイク・インが設立されました。
 さきほども石本議員のご質問にもお答えいたしましたが、地域の特殊性を生かした登山技術の普及、保健体育の振興、さらには、地域住民の健康増進施設としての目的も併せ持った施設でありまして、開設当初、ユニークな施設として注目を浴び、また地域活性化の起爆剤にとも期待された施設であります。
 研修部門であります登山学校につきましては、当初から研修施設として運営いたしておりまして、いわゆる不採算部門としてその経費を町費で負担いたしておりますが、宿泊部門につきましては、収益部門といたしまして自賄いで今日に至っているところであります。
 また、研修部門への町費支出も、会社の努力によりまして開設当初と比べると、現在は大幅に減少していることは川見議員もご承知のとおりであります。
 理想といたしましては、全体が自賄いできる運営であることだと思いますが、現状といたしましてはまだ体力が備わっていない状況と認識いたしております。
 研修部門の今後の考え方でありますが、時代の変化とともに利用者ニーズも変化をいたしてきておりまして、主催事業におきましても定員割れの事業もございます。
 このため、施設の特性を生かし事業計画の見直し、また、登山以外の野外スポーツ分野への進出も、体育振興の一環として必要ではないかと考えているところであります。
 不採算部門ではありますが、デメリットばかりではなく、事業実施に伴う宿泊利用も発生いたしておりまして、今後の事業の見直しによりメリットも期待できると考えております。設置目的に照らし、当面研修部門を維持継続してまいりたいと考えているところであります。
 次に、2社の合併についてでありますが、本年9月に新体制に移行したところでありまして、2社とも私が代表取締役に就任したことで経営者は同じとなったわけであります。しかし、株主構成の違いや経営内容が違うことなど、直ちに一体化することは、まだ時期尚早かと考えております。少なくとも経営実態のレベルを合わせることが今は必要であると考えておりまして、現状においてはこの両者、あまりにも差があると思っております。
 東大雪荘におきましては、順調な経営の中にも将来の不安を解消するため、昨年から経営改善に着手いたしました。1年が経過いたしまして、従業員の意識改革も進んでおりまして、改善効果が表れてきていると判断いたしております。
 しかし、レイク・インにおきましては、減少傾向を示した収支状況から、危機感を持って今経営改革に着手したばかりであります。将来的には一体化すべきことを視野に入れながら条件整備を進めていきたいと考えております。その間、例えば共通食材、あるいはサービス品などの共同仕入れ、宣伝活動の一体化、また、人事交流など可能なものについて取り組んでいきたいと考えているところであります。以上であります。
[斉藤敏雄町長 降壇]
◎湯浅亮議長 1番、川見議員。
◎川見久雄議員 何事にも、実施している、計画していることの廃止なり中止するということは、たいへん勇気のいることだろうと思います。ましてやレイク・インという複合施設は、当時屈足地域の振興策の目玉として、登山学校をメーンに押し立て構想されたものであり、あの学校なくして今日の存在はなかったのかもしれません。それだけに義理というかメンツというか、うまくは言えませんけれども、そんなこともあるのかもしれません。
 世の中に、決断をちゅうちょするその裏に、あるいはその失敗、非を認めることにつながるとの恐れが脳裏をかすめ、タイミングを逃す、そんなこともあるのかもしれません。
 しかし、小さな責めに目をそらし、決断を先送り、ずるずると効果のない支出を続ける、つまり深みにはまるということのほうが、より責任が重大であるとも言えます。
 レイク・インの投資は、昭和61年のボーリングの業務委託に始まったかと思います。私の調べでは、平成14年度末までに会社への600万円の出資を含めて、20億480万円ほどになります。そのうち、営業を開始した平成4年度から会社へ支出した委託料は、11年間で9,170万円ほどになりますが、これが私が申すまでもなく、登山学校研修部門の支出に対する収入不足を補てんしているものです。
 ここで、登山学校の研修部門の事業評価をしなければなりませんが、私も詳しく内部の実態を承知いたしておりませんので、誤りがあれば遠慮なくご指摘をいただきたいのですが。
 まず、この事業が地域の振興、活性化への作用、町民とのかかわりの度合いや社会体育の振興、レイク・インの営業への相乗効果といいますか、全くないとは申しませんが、貢献度において、人によって、立場によって見方は違うかもしれませんが、私はいずれも小さく、かつ低いと見ており、毎年600万円、700万円の支出に値するものではないと考えております。
 計画し建設された当時は、まだふくよかで穏やかな時代であり時であったかもしれません。しかし、今日の状況と今後ますます財政の厳しさが間違いなく予想される中、ほんとうにこれでよいのかどうか、もう一度問わさせていただきます。
 次に、もう一方の東大雪荘についてであります。第1問では具体的に申し上げませんでしたが、現在の建物は平成5年12月に、いろいろなとらえ方がありますが備品費を含めて13億600万円ほどで完成いたしました。古い資料は持ち合わせておりませんが、当時の売上高として、平成元年4,000万円、平成2年が5,800万円、平成3年が6,600万円、平成4年が8,300万円と、規模は小さいものの年々伸びておりまして、改築翌年の6年度に初めて2億4,600万円となり、2億円台が5年連続しましたが、14年度の決算では1億9,400万円ほどになっております。減価償却はないものの、毎年利益を出しておりまして、町への寄附金も改築後に始まり10年間で3億円になるかと思います。
 決算書から売り上げがピーク時の7年度から見て、5,550万円ほど下がっているのが気がかりといえば気がかりですが、総じて健闘しているなとの印象を持っております。
 ただ、ここで一言申し上げるならば、土地の賃借料についてであります。平成4年から6年にかけて、支払先はよく分かりませんが100万円だったものが改築後の翌々年、つまり7年度から一挙に360万円台になっており、ちなみに平成14年度に東大雪荘分として国に支払った金額は、361万700円であります。
 この件について、予算か決算特別委員会で一、二度質問があったように記憶いたしております。このときのやりとりとして、「毎年多額の地代を払うよりも買い取りをしてはどうか」と。「いや、相手としてはドル箱であり、簡単に手放すことにはならない。また、買うとしたら膨大な測量費がかかるようだ」。そんなようなことだったと思います。
 4年前に屈足のさわやか団地が坪5千円、5千円台で売り出すということで大反響を呼んだことがあります。変な引き合いかもしれませんが、毎年屈足の市街地で72坪、いや、いや、722坪もの土地が買えることになります。
 地代はいくら何年払い続けても自分のものにはなりません。東大雪荘でどのぐらいの面積を借りているのか。また、一挙に値上げされたいきさつも分かりませんが、国立公園という特殊な地域内のこととはいえ、あの山奥で360万円とは、相当に相場はずれのような気がしてなりません。
 借り手は貸し手の言いなりにならざるを得ない弱い立場にあることは、分からないわけではありませんが、この高額の支払いは、きっと将来において会社の経営にボディーブローのように効いてくるような気がしてなりません。
 たいへん難しい問題ではありますが、簡単にあきらめることなく、粘り強くあらゆる機会を通して値下げなり、買い取りなりの交渉を続けていっていただきたいと思いますがいかがでしょうか。
 次に、それぞれの会社の大きな課題解決に努めていただくとともに、最後に会社の合併について再度お尋ねをいたします。
 前回も合併によるメリットについて申し上げたかと思います。従業員や車両の融通性の拡大、大量仕入れによるコストの低減、従業員研修や広告宣伝の一本化による経費の節減などなどであります。さらには、現在2社とも社長をはじめ専従の役員、取締役はおりません。
 今、この業界はまさにのるか反るかの生き残りをかけてしのぎを削っているさなかに、これでよいのか、これでほんとうにしっかりした経営ができていくのか。異常といえば異常な事態です。報酬という経費が少なくなったよと手放しでこの現象を喜んでいいものなのかどうか、考えてみなければなりません。
 1社1社では職責に見合う十分な役員報酬もねん出できかねるが、合併による経営規模の拡大によってそれも可能になるのではないかと考えます。
 合併を容易にするには、合併をするという強い意志と、もう1つレイク・インの個人株主の解消であろうと思います。株主には尽くせる限りの礼を尽くし、ご理解をいただけるよう努力し、合併に向けて大きく1歩を踏み出す、その姿勢をぜひこの場で見せていただきたいと思います。
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
◎斉藤敏雄町長 今、登山学校レイク・インと東大雪荘の関連性を含めてご質問いただいたわけであります。
 川見議員ご指摘のとおり、特に登山学校レイク・インにつきましては、非常に経営状況が厳しい状態にあります。中でも登山学校部門については直接的に入ってくる利用料といいましょうか、これは非常に微々たるものでありまして、それだけに経営全体をトータルで考えますと、町の持ち出しにならざるを得ないというのが、おかれている現在の状態であります。
 今から13年前でしょうか、あの施設を造るときのいろいろな経過もございまして、道からの振興補助金なり起債を導入いたしまして、あの施設を造ったわけであります。しかし、ご指摘のとおり全体の売り上げも減少してきておりまして、なんとしてもこれを改善していかなければならないという強い認識を持っております。
 したがって、レイク・インにおきましても新たな総支配人を投入いたしまして、全体的な見直しを進めておりまして、今後の効果に私どもも期待をいたしておりますし、併せてわれわれとしても、その抜本的な経営改善に最善の努力をしていかなければならないと思っているところであります。
 しかし、さきほどの答弁で申し上げましたように、やはりこの東大雪荘とレイク・インの体質といいましょうか、そこにまだ大きな格差がございます。したがって、なるべく早くその格差を埋める努力をしていく必要があるのではないかと考えております。そうした見通しを早く立てて、ただいまご指摘のあります2社の合併問題についても、私どもとしては真剣に考えていかなければならないと思っているところであります。
 中でも東大雪荘は、他にあまり類を見ない第3セクターの優等生といいましょうか、そういう状況がおかげさまで現在確保されておりまして、できればレイク・インもそういうかたちに持っていけないかということについての努力をしていく必要があると考えております。
 しかし、登山学校部門については、やはり社会体育施設といいましょうか、そういう考え方で今日まできているだけに、この登山学校部門だけを黒字に転化していくというのは、私は非常に至難ではないかと思っております。よって、将来の在り方というものをぜひ検討してみたいと思っております。ただ、補助金なり起債を入れているという経過がございますので、その目的を今時点で大きく変えていけるかどうかということが課題になるものと思っております。
 また、ご質問にありました東大雪荘の賃貸料の問題であります。これは施設が新しくなって客室も大幅に増えたと。そこで考えられるのは収益度ということに着目いたしまして、林野のほうとしては地代を大きく引き上げをしたと。私どももこの間いろいろ地代の問題についてお願いをいたしておりますが、いっこうに解決をしないと。
 それでは買った場合どうなるかということも実は検討したわけでありますが、これは起点からぼっていって用地測量を全部取得側で負担しなさいと、こういうことであります。仮にこれを買収いたしますと、これまた法外な価格になってしまうということで、非常に今、痛しかゆしの状態であります。
 しかし、いずれにいたしましても、この価格が適当な額であるかどうかというふうな観点から、引き続いて要請をしていきたいと思っております。
 これは東大雪荘に限らず、例えば国有林で借りておりますサホロリゾートのスキー場の問題もございます。これについても相当高い値段になっておりまして、簡単に申し上げますと、そこで収益を上げるということに着目をして、林野そのものもたいへん経営が厳しいものですから、そういう弱いところにねらいを定めてくるというたいへん悪い状況にありますこともひとつご理解をいただきながら、今後とも努力をしていかなきゃならないなというふうに思っております。
 それからお尋ねにありました東大雪荘の借地の面積でありますけれども、5,091.67平方メートルということで、多少面積は広いわけでありますが、しかし奥地でありますので、これはやっぱり近傍のそういうふうなものと比較しても、私は非常に高すぎるのではないかという考え方を持っております。
 そこで、いずれにしてもなるべく早い段階で、登山学校レイク・イン全体の経営改善がどういうふうに進められるかということに当面主力をおいて、その改善に当たっていきたいと思っております。そのうえでそういう観光振興公社、いわゆる東大雪荘とレイク・インのバランスといいましょうか、そういうふうなものを図ったうえで、近い将来に向けてやっぱり合併を目指していくのが、将来的な運営に非常に好都合ではないかと思っております。
 まだ現段階でそこまで具体的な詰めをいたしておりませんが、まず当面はレイク・インの体質改善を図りながら、そのうえで2社の併合について検討していきたいというふうに思っております。
◎湯浅亮議長 1番、川見議員。
◎川見久雄議員 最後の質問になりました。ただいまの町長の答弁で、合併に向けてある程度将来の方向といいますか見えてまいりましたけれども、もう一度私は別な視点からだめ押しをさせていただきたいとこのように思います。
 前回は3セク個々の経営改善と、近い将来、2社の合併を視野に入れお考えになっていただきたいと申し上げたように思います。そのころからみますと、自治体を取り巻く環境も大きく様変わりしつつあり、さらに激変の様相を呈し、その最たるものに市町村合併が挙げられるかと思います。
 合併によって行政面積が広くなる、人も増えるが、一方において増やさなければならない行政コストを圧縮するという逆な問題にも対処しなければなりません。それには聖域なき改革が不可欠であり、いの一番に人件費の削減が挙げられるとなると、少数精鋭というか、限られた人員で何をやるか、やらないか。行政の事務事業の見直しをかけ、ぜい肉を落としスリム化を図らなければなりません。行政が絶対にやらなければならないもの、そうでないもの、あるいは民間にやってもらうのがよいもの、廃止や縮小すべきもの等といろいろ区分ができるかと思います。
 自治体があらゆるものを抱え込んだまま今後も続けていけるのだろうか、いくべきなのか。自治体が3セクを興し、いつまでも経営し続けることがよいのかどうか。今、行政の大きな環境の変化を踏まえ、考えてみるべき絶好の機会ではないかと思います。
 3セク企業合併のねらいは、まず経営基盤の強化とともに、集約化・合理化による経営の安定成長を図ることにありますが、さらに私は次のステップに備えるものでありたいと思っております。合併のその先に、民営化を目指していくべきと考えております。民営化といっても相手が必要なわけでして、それには円滑に民間への委譲、売却しやすい状況をつくりだしておかなければなりません。つまり、合併し単純化しておくことが必要だと考えるわけです。
 この3セクの合併について、もう1つの視点、そういった観点を踏まえて最後のお答えをいただきたいと思います。
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
◎斉藤敏雄町長 今、川見議員ご指摘のとおりでありまして、ある意味では国が進めている構造改革というものは当然地方も進めていかなければならないと、そういう視点で私どもいろいろな見直しを現在進めているところであります。
 そうした中にあって、将来的な在り方の1つとして、民営に移行していけるものはそうしていくべきではないかというご指摘でありまして、私も基本的にはその意見に賛成であります。
 しかし、まさにそうするとしても、どういうふうな条件づくりができるかということが極めて大事だと思っております。
 特にこの第3セクターというのは、ある意味では高度経済成長の時代のひとつの地域活性化の起爆剤になったということは間違いないと考えております。しかし、その3セクであるが故にお互いに、やっぱり甘さといいましょうか、そういうものもあったことは、これは否定できないと考えております。
 今こうした国自身が膨大な累積国債を抱えている中にあって、もちろん地方もたいへんでありますけれども、それに伴う地方財政に対する影響というのは極めて大きくなってきております。
 よって、やはりいろいろな課題について聖域を設けない見直しというのは当然必要なことだと思っております。基本的には私どもも、特に本町の場合は早い段階からいろんな行財政の改革ということで見直しを進めてきております。
 しかし、すべてが一挙にこれはいくものではございませんで、よってこうした厳しい現実を踏まえて将来の在り方については真剣に検討していかなければならないと同時に、さきほど石本議員からお話しあったように、今ある施設をどういうふうにより高度に活用させていくかと、あるいはしていただくかという視点も極めて大事だと考えております。
 したがって当面は、特にレイク・インについては、抜本的といえるかどうか、その努力を今している最中でありまして、そういう見直しの中から現在おかれている状態をやっぱり脱却していくことが第一義ではないかと。その見通しをつけながら東大雪荘との併合ということを視野に入れて当面は進めていく必要があると考えております。
 ぜひ今後においても、いろんな観点からご指導なりご指摘をいただければありがたいと思っております。

◎湯浅亮議長 9番、吉川議員。
[吉川幸一議員 登壇]
◎吉川幸一議員
  1.平成16年度の予算編成方針について
 4月に議席を得てから初めての一般質問でございます。口がさび付いているかどうか分かりませんが、私の思いが伝わらなくてもくみ取っていただいて、予算のほうに反映をしていただけたらなと、そのように思いを込めて一般質問させていただきます。
 定例第4回一般質問に1点、平成16年度の予算編成方針について質問をさせていただきます。
 近年の予算編成は、国からの交付金の減額がそのまま町の予算に反映し、年々減少しております。そんな中で斉藤町長は少なくなってきた予算で、どのようにしたら町民に満足をしていただけるか、また、喜んでもらえるか。どのようにしたら町のかじ取りができるかと、今の時期は頭の痛い日々ではないかと思われ、あらためて大変さに敬意を表し、心からご苦労さまですと言わせていただきます。
 今、各課で予算計画を提出している中で、斉藤町長自らこの場で、16年度はこのように組み立てを描いておりますと声に出すことはできないことは分かっているつもりでございますが、16年度は主にこんな予算編成にしたいと思われる主要な何点かを聞かせていただきたいと。
 また、観光・福祉・教育・建設等々の中で、どうしても16年度に予算を計上しなければいけないもの、また、それとは別に今現在どうしても問題があり、仕組みを直しておかなければこの後、後悔しかねないもの、近い将来の新得町を支える人々のために、少しでも手助けしておかなければと思われるものなど、斉藤町長ご自身が考えておられる問題点はありませんか、お聞かせ願いたいと思います。
 私は、新得町として心おきなく予算編成ができるのは、今回が最後になるかもしれないと思っております。将来を見据え、大型予算編成にするお考えがないかどうか、お伺いをいたしたいと思います。よろしくご答弁のほどお願いいたします。
[吉川幸一議員 降壇]
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
[斉藤敏雄町長 登壇]
◎斉藤敏雄町長 お答えをいたします。
 予算編成方針につきましては、さきに藤井議員がご質問されましたので、基本的な考え方、あるいはまた平成16年度におけるメーンとなるべき事業の中身等についてはお答えしたとおりでありますので、重複を避けさせていただきたいと思います。
 そのうえで、現在事務方で内容精査を進めている最中でありまして、予算要求内容の印象では、道路や建物など公共施設全般の傷みが非常に激しくなってきているということがございますので、そうした箇所の修理が相当程度出てきているかと考えております。また、コンピューターを含めた機械設備の更新といった、現状の機能を維持ないし向上させていく、そういう案件が多いと感じております。
 2点目の福祉・観光・教育・建設の問題点であります。それぞれ課題は抱えているわけでありますが、これから予算査定のためのヒアリングを進めていくことになるわけでありまして、個別具体的な問題点につきましては、現時点ではまだお示しできないということをご理解賜りたいと思っております。
 また、3点目でありますけれども、行政全体にはいろいろな課題を抱えております。その課題を解決するため、今新年度の予算要求がなされて、本格的なその査定に入っていくことになるわけであります。
 その内容によりましては、17年度以降の予算が適切な場合があるような気がいたしますし、また、要求段階ではもう1年後ろであるという課題について、これを前倒しをして16年度で対応することが必要なこともあるのではないかと思っております。その結果によって、予算編成がなされていくわけでありまして、今おかれている状況からみて、大型予算ということにはならないのではないかと思っております。最終的には財源対策が現実としてどうなってくるのかということが大きな課題として残っております。
 具体的に申し上げますと、国の財政規模が大きく縮小されてきております。三位一体改革とその初年度といたしまして、1兆円の国庫補助金の大幅削減とそれに伴う税源移譲がどうなるか。また、最近に至りまして、国の地方財政計画の考え方が新聞報道なされておりまして、それによりますと、2兆円という大規模な地方財政計画の縮減ということも課題になっております。
 加えて、北海道自身が大幅な財源不足ということでありまして、その結果として今いろんな分野の見直しを進めております。そうしたもろもろの課題が、本町のような小さな自治体にどう影響してくるのかということが、現段階では予測がつかないところであります。
 吉川議員も十分ご理解をいただいておるわけでありますが、例えばでありますけれども、人間もバランスのとれない生活をいたしますと、私は病気のもとを作るのではないかと思っております。
 したがって、自治体も病気にならないように注意をしていくことがたいせつでありまして、それは歳入と歳出のバランスではないかと思っております。
 新得町として最後の予算になるのではないかとのお話しでありましたが、現状では私はそういう認識は持っておりません。
 また、私はバブル経済が崩壊した以後に町政を担当させていただいておりまして、残念ながら今までの間、要求どおりの満額査定というものをしたことがないわけでありまして、事情が許せば1回ぐらいはそうしたことをしてみたいなという思いを持っておりますが、しかしそれも今日おかれている社会経済情勢下からやむを得ないものと考えております。しかし、必要な予算については鋭意努力をして予算編成に臨んでいきたいという気持ちを持っておりますことも併せてお伝えをし、答弁とさせていただきます。
[斉藤敏雄町長 降壇]
◎湯浅亮議長 9番、吉川議員。
◎吉川幸一議員 町長は打ち出の小づちがあればいいなと。今の答弁も自分で思いっきりしたいなと。私はやればいいんじゃないかなと、そのように思っている1人でございます。
 斉藤町政になってから、川見議員が決算状況の一覧表、町の執行予算5年度から14年度まで作ったのを私見せていただきました。私の頭の中には平成8年度の93億円、これが新得町の最高の予算編成だったと思います。これは川見議員の資料を参考にしてしゃべっておりますけれども、このときに1回ぐらいはまた戻してもいいんじゃないかなと。
 さきほど藤井議員の質問の予算編成の中で、今回各課から提出されている総額が71億円、そのようにお聞きをしました。各課の課長さんも情けないものだなと。各課の課長さんから上がってくるものは、少なくとも80億円から90億円上がってきて、それを町長が困らせるというような感じで、各課の課長は上げれないものなのかなと。いかに町長、助役がアセスの問題で、少なくとも下げることばかり各課の課長に浸透しているものだから、各課の課長が71億円ぐらいしか当初の予算で計上できない、締め付けが激し過ぎるんじゃないかなと私は思っておるように聞いております。
 事業アセスは見直し、見つめ直し、これは下げるだけでございます。町民に我慢を強いるというのかな。これはないんですけれども、来年度の公共料金、これは実際に見直しをかけたら、上げるのか、上げないのか、まず1点を聞かせていただきたいとそのように思います。
 また、私の16年度に予算を計上しなければいけない、このように質問した中に、藤井議員の中で町長はWRCの世界ラリーのことだけは予算計上していますよと、さきほど言われました。よそのところから新得町に幸運をもたらしたというか、福の神が舞い込んできたと、新得町のアピールと経済効果が抜群にある世界のWRCラリーの予算はどのぐらいとっているものなのか。私、これからこういうものも必要だなって思いますけれども、観光課長はどのくらいの予算を町に上げているのか、私の考えと照らし合わせていただきたいなと。
 それから2005年にあるNHKのテレビドラマ、このテレビドラマの予算の取り方がどのようになっているか。まず16年度、この分だけは今しゃべらせてもらいますけれども、私は経済効果と新得町のアピールで、少なくても玄関の中にあの小さな「WRC決定」なんていう、ああいうぐらいのものでは私はだめだと。新得の駅にもお願いをし、役場も屈足の支所も、日本で初のWRCラリーの決定は、でかでかと下げなければいけない。
 それから新得の駅の周辺、それから役場の周り、映画はトムラウシ、ラリーもトムラウシなんです。この中でのぼり、これだけは少なくてももう決定と同時に新得町はやらなければいけないと、私はそのように思っているんです。
 まずNHKも観光客も来ればラリーも10万人以上の人が来て、それは当日だけですから。それからのぼりをする、歓迎の組織をつくる、新得町の町民に、テレビのドラマをやるのと、ラリーと、ラリーはこういうもんだというものをみんなに知っていただいて、新得町全体で盛り上げる。これはテレビでサッカーをやっていた中津江村よりも新得町のほうが上になる。私はそのように思っているんです。
 これの予算はなんぼ計上しているのか。私の言ったものだけでは到底足らないものだと、そのように思っているんですが。町の、ラリーが始まる前でも、ウェルカムの、みんな世界各国から来るわけですから。そういうふうなものを町民とともに協力していく態勢づくりをつくっていく予算を計上する、これには少なくても500万円ぐらいはかかるかなと。
 私も遠慮しいししゃべっておりますが、映画のほうとともにやりますと、これはよそから新得町に降ってきたものですから、新得町が金をかけるのは、この新得町のアピールと経済効果を考えたら余りあるものがあると。
 このように16年度の予算計上の中で、どうしてもしなければいけない、私はただいま2点を言いましたけれども、それ以外にもあると思いますが、まずこのテレビドラマとラリーの取り組み方、これだけは考えていただきたいなと。
 また、福祉のほうでございます。私はひまわり荘に1回足を踏み入れたときに、特別養護老人ホームとなんら変わらないなと。今施設を見たら、特老とほとんど変わらないのが現状でございます。やっとまだひまわり荘のほうが、がんばっている人も何人かいるかなっていう感じです。
 計画では、前にも修理、修理としてきているけれども、施設は古いんです。もうちょっと、養護と特老の差がほとんどなかったら、どうやって呼べばいいのかなと。ただひまわり荘と言っているだけですけれども、中身は非常に問題が多い。
 私はあれは建て替えるべきだと。総務常任委員会のほうの要望もあるけれども、特養と養護を併設する必要と、ひまわり荘本来の機能と、これは別個にしなければ、施設の名称が違うから中の人がたもそこまでいかない。僕はもうひまわり荘は特老だと、そのような言葉で言わせていただいても間違いないようなぐらいの中の人がたではないかなと。
 また今、少子高齢化、子どもが少ない時代になって、新得町もほんとうに学生が少なくなっており、上佐幌小学校、屈足小と閉校になっております。
 私2年前に、学童保育所を建て替えして、少子高齢化に対する子育て支援のかじ取りの核にあそこをもうちょっとしたらどうだろうかと。ほんとうに狭い、天井が低い、これは前の一般質問にも言わさせていただきました。また、これをしておかなければ、いつこの施設が、子どもが広く、今回の子どもの支援の中で助けてやれる核にしていかなければと私は思っております。
 また、残された道路ですとか橋ですとか、いろいろとあると思いますが、この中で71億円から町長査定まだまだ2月でございますから、町長の大英断をいただけるようなものはあるのかないのか、お聞かせ願って再質問にします。

◎湯浅亮議長 暫時休憩いたします。15分間取らせていただきます。
 吉川議員、通告と内容が細かくなり過ぎているので、理事者のほうに若干の配慮をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
                            (宣告 14時06分)
◎湯浅亮議長 休憩を解き、再開いたします。
                            (宣告 14時21分)

◎湯浅亮議長 斉藤町長、ご答弁願います。
◎斉藤敏雄町長 吉川議員のご質問はいつもでありますけれども、財政運営の積極論者でありまして、そうした意味から吉川議員の気持ちは受け止めております。そのうえで、やはり私は行政というのは、将来に向かって持続して発展していけるものでなければならないのではないかと、基本的にそのような認識を持っております。
 そこで、平成8年当時は93億円の予算も組んでいたのではないかと、こういうお話しであります。私が就任いたしました平成5年度におきましても85億円、6年度には88億円、7年も同じ88億円ということで、今から見ますと非常に積極予算を組んで当時の行政課題に対応してきたという経過がございます。
 その当時は私の記憶ではバブル崩壊をいたしまして、国は公共事業を増やして国内の景気対策を進めていくという基本的な考え方がございまして、よって当時はバブル崩壊した後にもかかわらず、実は交付税も増えてまいりましたし、また、いろいろな補助事業も潤沢に採択をされてきたと、こういう経過がございまして、そうしたこともあってそうした町内的な当時遅れていた公共施設等の整備も相当程度進んできたというふうに考えております。
 しかしそれにいたしましても、やはり財政の運用に当たりましては、やはり歳入と歳出のバランス、また財源対策というものを十分考慮して財政運用を図ってまいりまして、実は今日に至っているわけであります。
 参考まででありますけれども、平成8年度におきましては、新得保育所、レディースファームスクール、大型の事業でありましたけれども、ごみ処理場、あるいはワカサギのふ化施設、農村総合整備事業というふうな大型の事業が相次いだわけであります。合わせますとたぶん10億円以上の総額になるのではないかと考えております。
 しかし、ここ3年ほど、国家財政がご承知のような状態になりまして、実質的に本町の交付税が1年につき約2億円減って、3年間継続してそれが続いてきておりますので、歳入で頭から6億円既に落ちてしまっていると。新年度の16年度はどうなるかということにつきましては、さきほどのご質問の中でもお答えいたしましたとおり、それ以上に地方財政計画そのものを2兆円も縮小するというふうなこともあって、実質的にどれだけ減ってくるのかということが、実は今まだ予測できないでいるような状態であります。
 しかし、新年度の予算編成に当たりましては、さきほども申し上げましたとおり、必要なものについてはそうした全体の財政状況というものを勘案しながらできるだけつける努力をしていきたいと思っているところであります。
 その中で何点か具体的なお話しがございました。1つはWRCの問題であります。これは本町を内外に広くアピールをしていくまたとない機会というふうにとらえております。世界各国から選手はもちろんでありますけれども、それに付随するスタッフ、そしてまた追っかけといわれるラリーのファンというふうなものが相当数この十勝に入ってくると考えております。
 幸いにいたしまして、十勝でのコースは新得町と陸別町、そして帯広市という3か所でありまして、そうした意味では私は非常にいい好機に恵まれたと思っておりますので、この機会をとらえてぜひとも町民を挙げて、まず1つには支援体制をつくっていくということが極めて大事ではないかと。
 それから大勢のかたがたが本町においでになるわけでありまして、その際に地元の経済にどういう波及効果を及ぼすような、あるいは及ぼしていただくような態勢づくりを進めていくかと、このことが非常に大事だと考えております。
 したがって、いくら予算要求をしたかということは別におきまして、それに必要な予算措置はしていきたいというふうに考えております。
 それからもう1つ質問がございまして、これはまだ実はオフレコの話なんでありますが、文屋さんもいらっしゃるようでありますけれども、NHKが2005年に放送開始80年という大きな節目を迎えると聞いております。その際に長編のスペシャルドラマを映画化するというふうに聞いておりまして、その際のロケ地の1つの本町に、そのストーリーに最も合うポイントがあると。よってその際には協力を願いたいというお話しをいただいております。
 これも非常に町にとっては大きな出来事になるのではないかと思っております。2年以上かけてロケが行われるようでありまして、最終的に俳優その他がどういうふうになるか、これから調整されていくようでありますが。参考までにNHKの放送開始60年の記念番組が有名な「おしん」でありました。したがってそれに匹敵するようなそういう中身になっていくのではないかというふうに大きく期待をいたしておりまして、私どもも側面から可能な限り支援をしていきたいと思っております。
 ご承知のようにNHKは公共放送でありますので、したがって基本的には自治体の負担は求めないと聞いてきいております。しかし、付随して必要なことが出てくるかもしれません。それはその時点で対応しながら協力を進めていきたいと思っております。
 また、ご質問にありましたひまわり荘の問題であります。この問題は過去にも一般質問がなされまして、その時点で私は消防庁舎の改築が完了以後に改築を考えていきたいということを申し上げておりますので、ぜひそうした中長期計画に沿って進めていきたいと思っているところであります。
 また、ご指摘ございましたように、新得児童館も建設以来ずいぶん長い年月がたっております。お話しありましたように、たいへん狭あいでありますし、また、当時の施設でありますからある意味では使いづらい施設になっているかと考えております。これらについても全体的な中長期計画の中で、改築ができるように進めていきたいと思っております。
 いずれにいたしましても、今日おかれている自治体の財政というのは、たいへん厳しい状態を迎えておりまして、皆さんがたも最近の新聞で見られたかと思うんですが、もう取り崩す基金の財源もないと、あるいは来年予定している事業も繰り延べしなければやっていけないというふうなところもあちらこちらで出てきております。これはやはり翻って私どもに置き換えて考えてみると、やはり中長期的な計画のもとに、そしてその行財政の改革を進めて、適正な財政運営をしてきたかどうかということにかかるのではないかと思っております。
 残念ながらその平成9年当時からみますと、今おかれている社会経済情勢というのは大きく変わってきておりますので、そうした中にあってもある程度弾力を持ちながら今後とも財政運営をしていくことが極めて大事ではないかというふうに思っております。
◎湯浅亮議長 9番、吉川議員。
◎吉川幸一議員 私は、予算編成はずっと一般質問させていただいております。ずっと一貫して町長が言われるのは、健全な財政運営、これは一貫して答弁の中に入っておりますが、さきほど町長が言われた人間もバランスのとれないことではだめだと。
 私は新得町は重心の町でやじろべえも建っていることでございますから、少々のバランスが悪くても、新得町はちゃんと立ち上がっていける。斉藤町長ならそれは間違いない。でも答弁の中になにか1つ、私がしゃべったことでいい返事があるかなって聞き耳を立てていたんですけれども、まあ同じような答弁なのかなと。
 これ以上言いっ放し、言われっ放しで引き下がっては、吉川のこ券にかかわるかなと。なにか1つ再々質問でいい言葉を吐き出して、予算をちょっとでも取れないものかなと。町長のご答弁いただいている中で、そのようなことを駆けめぐってはいたんですが、適切な言葉が見当たってこないのが現状でございます。
 計画に沿って行っていく、これは最も財政運営に必要なことかなって思いますけれども、私は今ここ1、2年でやらなければだめでないかなって思うものが、しゃべった中にはあるような気がいたします。町長がさきほど言われたように16年度じゃなくて、もう1年かもう2年はあるよっていう中に期待を込めさせていただいておこうかなと。
 次年度の予算編成のときに組み入れていただけたらなと。たぶん17年度の予算編成はどうですかと私はまた質問をしていくだろうと思いますけれども、その時は健全財政の上においてこういう施設を造りますよというようなご答弁を1年かけて期待しておりますので、よろしくお願いします。
 さきほど質問した中で、アセスの問題と、公共料金の問題が答弁漏れしております。このことも期待度が何パーセントあるか。今回の答弁は今回の答弁でよろしいでございますから、17年度の予算編成では、吉川の今言ったことは期待50パーセント持ってもいいよとか、100パーセントだよっていう期待度だけ、パーセンテージで表していただければ質問を終わらせていただきます。よろしくお願いします。
◎湯浅亮議長 斉藤町長。
◎斉藤敏雄町長 さきほど答弁漏れがありました。1つは公共料金の問題であります。
 今たいへん社会経済情勢も厳しい中にあって、片やでは歳出抑制もいたしておりますので、そのうえに公共料金をあまり上げていくということは、住民負担が多くなるということの裏返しでありますので、基本的には平成16年度においては、今まである程度見直しをしてきたという経過もございますし、公共料金は可能な限り抑制をしていきたいと。まだ査定はこれからですけれども、基本的にはそういう認識を持っております。
 それから事業アセスメントは、切るばかりではないかというふうな意味のお話しがあったと思うんですけれども、必ずしも切るばかりではなくて、在り方そのものがそれでいいのかという視点も持って見直しを進めていっているということをご理解賜りたいと考えております。










◎湯浅亮議長 これにて、一般質問を終結いたします。

    ◎日程第2 意見案第16号 自衛隊のイラク派遣に当たり万全の体制整備を          求める意見書
◎湯浅亮議長 日程第2、意見案第16号、自衛隊のイラク派遣に当たり万全の体制整備を求める意見書を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本件については、総務常任委員会に付託いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 異議なしと認めます。
 よって、意見案第16号は総務常任委員会に付託し審査することに決しました。今定例会の会期中に審査を願います。

    ◎散 会 の 宣 告
◎湯浅亮議長 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。
 本日はこれをもって散会いたします。
                            (宣告 14時40分)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
第3日
平成15年第4回新得町議会定例会(第3号)
 
                平成15年12月18日(木曜日)午前10時開会
 
○議 事 日 程

日程番号

議件番号

     議    件    名    等

 

 

諸般の報告 (第3号)

  1

議案第81号

議員派遣の件

  2

意見案第13号

審査結果について

  3

意見案第14号

継続審査の申し出について

  4

意見案第15号

審査結果について

  5
 

意見案第16号
 

審査結果について
 
 
○会議に付した事件
          諸般の報告(第3号)
議案第81号  議員派遣の件
意見案第13号  審査結果について
意見案第14号  継続審査の申し出について
意見案第15号  審査結果について
 意見案第16号  審査結果について
 
 
 
 
○出席議員(16人)
   1 番  川 見 久 雄 議員      2 番  金 澤   学 議員
   3 番  斎 藤 芳 幸 議員      4 番  松 尾 為 男 議員
   5 番  柴 田 信 昭 議員      6 番  千 葉 正 博 議員
   7 番  宗 像   一 議員      8 番  石 本   洋 議員
   9 番  吉 川 幸 一 議員     10番  廣 山 輝 男 議員
  11番  齊 藤 美代子 議員     12番  藤 井 友 幸 議員
  13番  青 柳 茂 行 議員     14番  武 田 武 孝 議員
  15番   橋 欽 造 議員     16番  湯 浅   亮 議員
 
○欠席議員(なし)
 
 
○地方自治法第121条の規定により、本会議に説明のため出席した者は、次のとおりである。
    町           長    斉  藤  敏  雄
    教育委員会委員長    小 笠 原  一  水
    監   査   委   員    吉  岡     正
 
 
○町長の委任を受けて説明のため出席した者は、次のとおりである。
    助           役     鈴  木  政  輝
    総   務   課   長     畑  中  栄  和
    企画調整課長    浜  田  正  利
    税   務   課   長    富  田  秋  彦
    住民生活課長    小  森  俊  雄
    保健福祉課長    秋  山  秀  敏
    施   設   課   長    村  中  隆  雄
    農   林   課   長    長  尾     正
    商工観光課長    貴  戸  延  之
    児童保育課長    高  橋  末  治
    老 人 ホ ー ム 所 長    常  松  敏  昭
    屈  足  支  所  長    長 谷 川  貢  一
    財   政   係   長     安  達  貴  広
 
 
○教育委員会委員長の委任を受けて説明のため出席した者は、次のとおりである。
    教     育     長    佐 々 木  裕  二
    学校教育課長    高  橋  昭  吾
    社会教育課長    斉  藤  正  明
 
 
○農業委員会会長の委任を受けて説明のため出席した者は、次のとおりである。
    事   務   局   長    加  藤  健  治
 
 
○職務のため出席した議会事務局職員
    書           記    渡  辺  美 恵 子
    書           記    田  中  光  雄

    ◎開 議 の 宣 告
◎湯浅亮議長 本日の欠席届け出議員はございません。全員の出席でございます。
 直ちに会議を開きます。
 議長において作成いたしました本日の議事日程は、別紙お手もとに配布いたしたとおりであります。
                            (宣告 10時00分)

    ◎諸般の報告(第3号)
◎湯浅亮議長 諸般の報告は、朗読を省略します。
 別紙お手もとに配布したとおりでありますので、ご了承願います。

◎湯浅亮議長 たいへん時間をとらせて恐縮に思うところでありますが、若干の時間、休憩をとらせていただきます。
                            (宣告 10時01分)
◎湯浅亮議長 休憩を解き、再開いたしますが、若干の時間というようなことを申し上げながら、たいへん長時間にわたって休憩になったことを、議長として心から皆さんがたにおわびを申し上げ、再開をさせていただきます。
                            (宣告 12時58分)

    ◎釈明及び発言の取り消しについて
(「はい」の声あり)
◎湯浅亮議長 町長から特に発言の申し出がありますので、これを許したいと思います。斉藤町長。
◎斉藤敏雄町長 今回の一般質問の中で、私の発言をめぐって、議会運営委員会並びに議員協議会等で2点の課題が出されておりまして、釈明をさせていただきたいと考えております。
 まず1点目の青柳議員のイラク派遣についての私の答弁の中で、後段でありますけれども、「私個人としては」という表現を使って一定の見解を表明させていただきました。ある意味では非常に大きな政治的な課題でもありますし、見解あるいは所信の表明を求められた場合には、私は自分の良心に従って基本的な考え方を述べたということであります。
 また、議会の中で個人的な見解を表明することは、これは私はなんら差し支えないものだと考えております。
 そのことと併せて、議会の別途提案されております意見案と連動して、町長としての意見反映もしたいというふうに申し上げたわけであります。それはなぜそういうような表現をしたかといいますと、1つの町から、それぞれから国に対して意見が出ていくわけでありまして、そこであまり大きなそごをきたすということは、私は適当でないと判断をしてそういう表現をしたわけであります。
 したがって、この後にその意見案が提案されるようでありますので、そうしたことを踏まえて、自分の考え方も整理しながら、答弁申し上げたように意見の反映をしていくという考え方であります。
 なお、その際に後段のほうで、治安状況が相当混乱している中での派遣には反対でありますという表現をいたしました。しかし、そこに至るまでには、私はやはりイラクの人道支援、あるいは復興支援と、これは絶対必要だと考えております。
 したがって、そういう状況を見極めたうえでの派遣であるべきだという趣旨で答弁をしたわけでありまして、派遣することに対して反対をするとか、あるいは中止すべきであるという趣旨で答弁したわけではございませんので、あらためて釈明をさせていただきたいと思っております。
 次に、吉川議員から16年度の予算に関連いたしまして、3点目に、確か17年度の予算にかかわっての質問があったと考えております。
 その際には吉川議員のほうから、ある意味では個別具体的なお話しではなくて、包括的なご質問であったと考えております。それに対して私も包括的な意味合いの答弁をいたしましたけれども、それは非常に不透明だといいましょうか、不明りょうだといいましょうか、そういうふうなことが大きな課題になったとお聞きいたしております。
 したがいまして、吉川議員の質問がそうした趣旨でありましたので、吉川議員のご了解をいただいて、この答弁は撤回をさせていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◎湯浅亮議長 ただいま町長のほうから昨日の一般質問の中での答弁の内容についての釈明があったわけでありますけれども、吉川議員への答弁の一部削除を了解いただきたい旨のお話しでありますけれども、ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 それでは次に進みます。

    ◎日程第1 議案第81号 議員派遣の件
◎湯浅亮議長 日程第1、議案第81号 議員派遣の件を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本件については、会議規則第39条第2項の規定により、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 異議なしと認めます。
 よって、本件については、提案理由の説明を省略することに決しました。
 本件については原案のとおり実施することとし、これらに係る議員の出張並びに細部の取り扱いは、あらかじめ議長に一任願いたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 異議なしと認めます。
 本件については、原案のとおり実施することとし、これらに係る議員の出張並びに細部の取り扱いは、あらかじめ議長に一任することに決しました。

    ◎日程第2 意見案第13号 審査結果について
◎湯浅亮議長 日程第2、意見案第13号、季節労働者の冬期雇用援護制度にかかわる意見書を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本件については別紙報告書のとおりであります。
 委員長の報告書説明は、会議規則第41条第3項の規定により省略することにいたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 異議なしと認めます。
 よって、本件については、報告書の説明を省略することに決しました。
 本件について質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 これをもって質疑を終結いたします。
 本件について討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 討論はないようですので、これより採決いたします。
 本件に関する委員長の報告は原案可決であります。
 本件は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
[挙手全員]
◎湯浅亮議長 挙手全員であります。
 よって、本件は委員長の報告どおりとすることに決しました。

    ◎日程第3 意見案第14号 継続審査の申し出について
◎湯浅亮議長 日程第3、意見案第14号、教育基本法の堅持を求める意見書の継続審査の申し出についてを議題といたします。
 本件については、別紙のとおり、文教福祉常任委員長から、委員会において審査中の事件につき、会議規則第75条の規定により閉会中継続審査の申し出があります。
 お諮りいたします。
 本件について委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにいたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 異議なしと認めます。
 よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。

    ◎日程第4 意見案第15号 審査結果について
◎湯浅亮議長 日程第4、意見案第15号、イラクへの自衛隊派遣の中止を求める意見書を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本件については別紙報告書のとおりであります。
 委員長の報告書説明は、会議規則第41条第3項の規定により省略することにいたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
(「異議あり」の声あり)
◎湯浅亮議長 ご異議がありますので、委員長報告を省略することについて、挙手により採決いたします。
 委員長報告を省略することに賛成の議員の挙手を求めます。
[挙手多数]
◎湯浅亮議長 挙手多数であります。
 よって、委員長報告を省略することは、可決されました。
 本件について質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 これをもって質疑を終結いたします。
 本件について討論はありませんか。
(「はい」の声あり)
◎湯浅亮議長 これより討論に入りますが、委員長報告が原案否決のため、最初に原案について賛成討論の発言を許し、次に原案について反対討論の発言を許します。
 まず原案に賛成の討論、10番、廣山議員。
◎廣山輝男議員 イラクへの自衛隊派遣の中止を求める意見書について、たいへん重要な課題でありますので、かつ今、国内でも、国際的にもそうでありますが、たいへんこの問題に関して賛否両論があるような状況にあるわけであります。
 本新得町においても、自衛隊の派遣の中止を求める意見書については、ぜひ採択をしてほしいという立場で一言申し上げていきたいなと考えているところであります。
 今回の私たちの意見書の提出に当たっては、イラク復興支援特別措置法、これに基づく国のイラクへの自衛隊の派遣ということを決したというように聞いているところであります。
 ご存じのとおり、今イラクの状況は極めて深刻な状況といいましょうか、たいへん戦闘の激しい状況はいっこうに変わっていない状況であります。
 冒頭からこの戦争は、理屈なき戦争ではなかったかと。いわゆるいろいろな兵器があるから、それをまず調べなきゃならんようなことをもって戦争を始めたというのが、米英の主張だったわけでありますが、国連では一定の調査をしたあかつきでのそのような紛争に至ったわけであります。そして今日もなおかつ、その状況はいっこうに変わっていないのではないかと思うところであります。
 そういう中で、日本の政府の場合は、7月の末に、いわゆる復興支援特別委員会で、イラク復興支援特別措置法というものを精査しているところであります。
 この案件の中身を見ますと、第2条では武力による威嚇または武力行使に当たるものであってはならないと。これはある面では日本の憲法9条を踏まえてのことを前提として、この第2条ではいっているわけでありますが、しかし、戦闘行為が行われておらず、活動期間を通じて戦闘行為が行われることがないようにと認められる地域で実施すると、つまり派遣しての戦闘行為がない所には派遣するんだというこの法の趣旨であります。
 しかし、この特措法の8条では、いろんな紛争、巻き込まれるような恐れがあるとすれば、集団だとか、あるいは一時休止だとかさまざまな、つまり一方では戦闘行為のない所に自衛隊を派遣しつつも、逆にある場合もあるということをこの特措法ではいっているわけです。
 つまり日本の憲法でいわせると、武力行使は日本政府はしないということを既に57年前に、憲法の成立とともに私たちは確認して、今日に至っているわけであります。
 そういうイラク特措法の趣旨の矛盾の中で、このイラク派遣を決定するということは、私たちは断じて許すわけにはいかないだろうと。そういう趣旨が大前提となって、このイラクへの自衛隊派遣については中止を求めるということをうたっているところであります。
 仮に行っても、今イラクではいわゆる米英が進攻したときにさまざまな、例えばプラスター爆弾、あるいは劣化ウラン、こういった兵器をもとにしながら進攻していったという過程の中では、例えば今日本政府が行こうとするイラクの南部の地帯では、いわゆる放射能汚染が極めて高い。あるいはプラスター爆弾のように13万発をまき散らしたと。そのうち9万発は不発弾として地上に残っているという、バクダットだけが危険ではなく、南方にもそういう不発弾等が、いわゆる9万発の一部は落ちているわけでありますから。そこに触れれば当然、第2の地雷といわれるように、たいへん危険だというのは目に見えているわけであります。
 それをひた隠して日本政府は安全な所だから、そこだけはやっぱり国連の決議等々があって支援をしなければならない、するんだということを大義名分にしているようでありますが、私は極めてこの問題については異議があるということを言わざるを得ません。
 そういった意味で、いろいろ今の情勢の中で賛否両論あるわけでありますが、新得町議会としても日本政府がとった、あるいは過去の尊い犠牲の中で新しい日本国憲法が誕生させたという大きな財産、その精神、こういったものを踏まえるならば、この段階でイラク派遣はやはり中止して、国連主導の支援策をやっぱり模索するのが最も適切な状況ではないかなということで、ぜひ議員の皆さんのこの意見書に対する趣旨ご賛同をよろしくお願いを申し上げ、簡単ではありますが発言に代えさせていただきます。どうもありがとうございました。
◎湯浅亮議長 次に原案に反対討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 これをもって討論を終結します。
 これから意見案第15号を採決いたします。
 本件に関する委員長の報告は原案否決であります。
 したがって原案について採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
[挙手少数]
◎湯浅亮議長 挙手少数であります。
 よって、本件は原案のとおり決することは否決されました。

    ◎日程第5 意見案第16号 審査結果について
◎湯浅亮議長 日程第5、意見案第16号、自衛隊のイラク派遣に当たり万全の体制整備を求める意見書を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本件については別紙報告書のとおりであります。
 委員長の報告書説明は、会議規則第41条第3項の規定により省略することにいたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 異議なしと認めます。
 よって、本件については、報告書の説明を省略することに決しました。
 本件について質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 これをもって質疑を終結いたします。
 本件について討論はありませんか。
(「はい」の声あり)
◎湯浅亮議長 これより討論に入ります。
 まず、原案反対の発言を許します。青柳議員。
◎青柳茂行議員 自衛隊のイラク派遣に当たり万全の体制整備を求める意見書ということでありますけれども、これは自衛隊のイラク派遣をされることを前提にした意見書だと思います。そういう意味では今議会でこれを可決するということは住民の感情、あるいは今の世論の動向を見ても、到底これは認められないという立場から反対の発言を行いたいと思います。 
 今、廣山議員も反対討論を行ったわけでありますけれども、そもそもイラクの特措法というのは、基本的な考え方、内容ですね、これは戦闘地域には自衛隊を行かせないというのが、これが基本的な考え方になっております。もう1つは、武器・弾薬、これは輸送しないと。
 小泉首相は自衛隊の派遣については、戦争には行かないんだと、人道支援に行くんだということを盛んに国会の答弁の中で強調しているわけでありますけれども、しかしこういう特措法が一方にありますけれども、しかし現実の自衛隊の派遣に対する基本計画というのがどういう内容になっているかというと、1つはクウェートを拠点にしてバグダッド空港、さらにはバスラ空港、モスル空港などの空港に自衛隊を派遣するという内容になっております。
 現実に今、バグダッドがどういうふうになっているかというと、毎日テレビでも報道されているように、連日テロ行為が行われていて、まさに非戦闘地域であるどころか、戦闘地域になっているというのが、これはだれが見ても明らかであります。
 そういう意味から、この特措法に対しても、今の自衛隊を派遣するということになりますと、これは特措法に照らしても、これは大きく違反する内容のものになるのではないかというふうに考えるわけであります。
 それからもう1つは、武器、弾薬を運ばない、輸送しないという点を国会の中で質問されても、これは小泉首相についても、それから防衛庁長官についても、輸送するのかしないのか、非常にあいまいな答弁になっております。
 本来は特措法第3条では、医療、輸送、それから保管、通信、補給などというのが基本となっております。これに加えて今申し上げました武器、弾薬、これも加わるのではないかという質問に対しては、はっきり明確に答えきれていないというのが首相の答弁であります。
 そういう点から、国民に対して具体的な説明がないというのが今の政府の内容になっています。そういう意味で今、自衛隊が派遣されるということになりますと、これは人道支援とは裏腹に米英占領軍に対する支援部隊になってしまうという点からいっても、これは明らかに同等とみなされて、テロ集団のいわゆる標的になる可能性が十分にあります。
 昨日の一般質問でも行ったように、非常に放射能の汚染地帯にもなっているという点からいっても、あらゆる角度から見ても今、自衛隊を派兵するべきではないというのが私の考えであります。
 そういう意味から、今回の自衛隊の派遣を決定する意見書については、これは当然否決されなければならないのではないかという立場から発言いたしました。
◎湯浅亮議長 次に原案に賛成討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
◎湯浅亮議長 これをもって討論を終結します。
 これから意見案第16号を採決いたします。
 本件に関する委員長の報告は原案可決であります。
 本件は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
[挙手多数]
◎湯浅亮議長 挙手多数であります。
 よって、本件は委員長の報告どおりとすることに決しました。

    ◎閉 会 の 宣 告
◎湯浅亮議長 これにて、本議会に付議された案件の審議はすべて終了いたしました。
 よって、平成15年定例第4回新得町議会を閉会いたします。
                            (宣告 13時22分)

 
 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
 
 
 
 
 
 
  議   長
 
 
 
 
 
  署 名 議 員
 
 
 
 
 
  署 名 議 員
平成15年定例第4回新得町議会会議録目次
 
第1日(15.12.8)
 
○開会の宣告 ……………………………………………………………………………… 4
 
○開議の宣告 ……………………………………………………………………………… 4
 
○日程第 1  会議録署名議員の指名 ………………………………………………… 4
 
○日程第 2  会期の決定 ……………………………………………………………… 4
 
○諸般の報告(第1号) …………………………………………………………………… 4
 
○行政報告 ………………………………………………………………………………… 5
 
○日程第 3  議案第74号 固定資産評価審査委員会委員選任の承認について… 5
 
○日程第 4  議案第75号 特別職の職員の給与に関する条例等の一部を改正
              する条例の制定について …………………………… 7
 
○日程第 5  議案第76号 平成15年度新得町一般会計補正予算 …………… 8
 
○日程第 6  議案第77号 平成15年度新得町国民健康保険事業特別会計
              補正予算 ………………………………………………17
 
○日程第 7  議案第78号 平成15年度新得町老人保健特別会計補正予算 …18
 
○日程第 8  議案第79号 平成15年度新得町介護保険特別会計補正予算 …19
 
○日程第 9  議案第80号 平成15年度新得町簡易水道事業特別会計補正
              予算 ……………………………………………………20
 
○日程第10 意見案第13号 季節労働者の冬期雇用援護制度にかかわる意見書…20
 
○日程第11 意見案第14号 教育基本法の堅持を求める意見書 …………………21
 
○日程第12 意見案第15号 イラクへの自衛隊派遣の中止を求める意見書 ……21
 
○休会の議決 ………………………………………………………………………………21
 
○散会の宣告 ………………………………………………………………………………21
第2日(15.12.17)
 
○開議の宣告 ………………………………………………………………………………24
 
○諸般の報告(第2号) ……………………………………………………………………24
 
 
○日程第 1  一 般 質 問 …………………………………………………………24
 〔一般質問〕
  藤井友幸議員 ・15年度末で閉校小学校の今後の利活用対策について ……24
         ・町財政状況と平成16年度の予算編成方針について ………24
  廣山輝男議員 ・「今後の地方自治制度のあり方に関する答申」で新たに市町
          村の判断によって設置できるという「地域自治組織」制度化
          の検討は。 ………………………………………………………28
         ・合併に関する「法定協議会」移行前の住民討論と移行時期は。…29
         ・新得町の雇用対策事業の充実と、高卒者の就職支援について…29
 
  石本 洋議員 ・トムラ登山学校レイク・インについて ………………………35
 
  青柳茂行議員 ・自衛隊のイラク派兵問題に対する町長の所信について ……40
         ・雇用・能力開発機構助成金制度活用による宿泊研修の積極
          化を ………………………………………………………………41
         ・児童デイサービス「たまて箱」に中学生の通所を …………42
 
  川見久雄議員 ・第3セクター企業の経営改善と合併について ………………47
 
  吉川幸一議員 ・平成16年度の予算編成方針について ………………………54
 
○日程第 2  意見案第16号 自衛隊のイラク派遣に当たり万全の体制整備を求
              める意見書 ……………………………………………61
 
○散会の宣告…………………………………………………………………………………61
第3日(15.12.18)
 
○開議の宣告 ………………………………………………………………………………64
 
○諸般の報告(第3号) ……………………………………………………………………64
 
○釈明及び発言の取り消しについて ……………………………………………………64
 
○日程第1 議案第81号 議員派遣の件 ………………………………………65
 
○日程第2 意見案第13号 審査結果について ……………………………………65
 
○日程第3 意見案第14号 継続審査の申し出について …………………………66
 
○日程第4 意見案第15号 審査結果について ……………………………………66
 
○日程第5 意見案第16号 審査結果について ……………………………………68
 
○閉会の宣告 ………………………………………………………………………………70